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結局、私は... シークレット・ハンター(17)
イグナシオの小道具を見る事が出来なかった。

アナ・マリアとお揃いのサングラスも...
イガイガも...
飴も...

いろいろ目撃談は聞くのに私の観劇日には目撃出来ず。

でもね。
小道具なしの日だけしか見なかったけど...
確実に千秋楽に向けてアナ・マリアとイグナシオの関係は深まって
いるのが分かったからいいよ!
06/30 04:02 | 星組/さくら/シークレット・ハンター | CM:0 | TB:0
ちゃびん的、さくらの楽しみ方 後編 さくら(16)
恐怖のドナドナ...竹灯籠のシーンが終わり一転して

花折

しー様ととよこさんが可愛い。
あとカズ氏がマッチョに見えるシーン。
幕前で後ろ向いて扇子で顔を扇いでいる後ろ姿が好き。
頑丈そうというか厳格な感じの背中。

でも、最近はカズ氏とアカ氏を交互に見ているせいか?
カズ氏が普通に見えるようになって来た。
人の目って不思議な物です。
カズ氏とアカ氏は、ポジション的に対称の位置にいるのでカズ氏だけを追っているとアカ氏を見失います。
だからアカ氏が必ず変な行動をとるであろうタイミングを押さえて交互に見てます。

また...
シークレット・ハンターの逆三角形で階段を下りてくるブルーの衣装の男役群舞でも同じ現象が起こってます(笑)
最初はカズ氏だけを見ていたので「戦隊物のヒーローみないなダンスだ」と思っていました。
しかし逆三角形で下りてくる途中でれおん氏が抜けた後、30〜60秒程カズ氏とアカ氏が隣同士で踊ってる。
それに気がついた後はハラショーな気分でした。

本当にアカ氏は素敵です。
秩父が生んだ山猿...STARアカ氏。
人一倍、輝いているし目につくのに何故か萌えない(苦笑)

好きなんだけどね、アカ氏。
なんとなく...アカ氏は自由に生きているように見えるのでそのまま真っすぐに育ってね。
という感覚しかない。

そのぶん、カズ氏は紆余曲折しそうだから気になる。


話しが横にそれましたが

後半のじゅんこ組長ととよこさんのシーンの方が最近楽しい。
本当にじゅんこ組長好きなんだなーと実感。
私的には5組の組長の中で1番、親近感が持てて癒される感じがします。

ラスト
さくらのシーン

流れて行く、カズ氏やあか氏を見てる。

最初は和物のショーということで眠くなるかなと思ったけど
全然、楽しいショーでした。

難点は、女の子達の顔がほとんど同じに観える...。
見分けがつかない(しょんぼり)


06/28 02:59 | 星組/さくら/シークレット・ハンター | CM:0 | TB:0
そこに居てくれるだけで
(月組) 
  嘉月絵理
  瀧川末子
  草風なな

     2007年11月11日(月組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団


月組が変わっていくよ。
あたり前なのに...今はまだ受け入れ切れない自分がいます。

ゆらさん、うーさん...

そして...
トップが変わる事よりも土台が変わっていく事が恐い。

無理してでも、もう1回「大坂侍」観に行くべきだった。
後悔ばかりが私の頭をグルグルまわる。

マジシャン&マホロバは後悔しないように観に行こう。
06/24 05:49 | 月組/その他 | CM:0 | TB:0
集合日なんですね。そして大空氏、誕生日おめでとうございます。 MAHOROBA/マジシャンの憂鬱(1)
スピリチュアル・シンフォニー
『MAHOROBA』−遥か彼方YAMATO−
作・演出・振付/謝珠栄

ミュージカル
『マジシャンの憂鬱』
作・演出/正塚晴彦

東京宝塚劇場
2007年10月5日(金)〜11月11日(日)


あらすじから読み取れる配役ってこれだけなんだ。

シャンドール@瀬奈 じゅん
ダンディなマジシャン(笑)
『ダンディ』って...
私はSENA様のことをダンディなんて思った事ないけど大丈夫なんだろうか?
解説の書き出しに持ってくるってことは...ハードル高いような気がします。
髭でもつけんのか?(そんなわきゃない)
自分の安直すぎるイメージに目眩を起こしそうだ。
子犬をマジックで見つけ出して(透視能力者)と崇められる。
大劇場公演でこんなに毎回みんなから奉られてるトップって...
妖精さんの話しでは有権者に奉られ
ローマでは暗殺者集団に奉られ
パリ空では市民のみなさんの希望の星だった。

正塚先生もSENA様を奉るんや...格好よく奉ってあげてください(笑)

ヴェロニカ @彩乃 かなみ
マレーク@あいあいの侍女...
比較的、普通の女の子なのかな?
でも、射撃されたSENA様を助けるシュチュエーションは物語の山場なのか?
最近、星組の『シークレット〜』ばっかり見てるから、
あんなに「泥棒はダメ」と言っていたヒロインが容赦なく
人に銃を向けるシーンとか想像してしまう。
まぁ、普通にぶっ倒れてるSENA様を介抱するんだろうけど。
正塚先生だし、98%ぐらいの確率でハッピーエンドはないと思っているので
彩乃先輩にはしっかり出番がある役に書いてくれてる事を祈るのみ。

*〜*〜*
ラースロ@嘉月 絵理
ジグモンド @大空 祐飛
この2人がSENA様の友人!!?
YUHI氏はいつもの事だし置いといて嘉月さん..
SENA髭疑惑が深まる(笑)
みんな髭だったらある意味、楽しいのにな。
そんな「髭髭髭」言ってたらSENA、YUHIファンの方達に反感かいそうですが
新たな魅力で楽しそう。
でもやっぱり普通にスッキリしてる方が皆さんお顔が見えていいと思われます。

ボルディジャール@ 霧矢 大夢
すっかり暗殺者かと思ってた。
皇太子なんですね。
この中で一番位が高いってことなの?
へーほーふーん。
でも、SENA様をと奉るんやね(笑)
「マレーク@あいあいに「未練たらたらで」枕元に毎晩立たれて寝不足やから何とかしてや」
と切々と語るらしい(違うから)。
正塚先生の作品で「語る役」ってあんまりイメージにないけど...
出来れば「設定紹介者」じゃなくて、ちゃんと嫁への思いとか普通に語ってほしい。

マレーク@城咲 あい
皇太子妃...きりやんの嫁。
でも死んでる。でも未練たらたら旦那@きりやんの枕元に立つ幽霊
今回のきりやんの相手役はあいあいなんだね。
妥当かな?
でも死んでるし...どんでん返しとかないよね(笑)



その他
配役や設定から読み取れる他のキャスティング

完全なるモブにならない役は
新聞記者集団か暗殺者(集団希望)になる。

新聞記者/アデルハイド 矢代 鴻
新聞記者(女) 花瀬 みずか
新聞記者(男) 一色 瑠加
新聞記者(男) 研 ルイス
新聞記者(女) 宝生 ルミ
新聞記者(女) 美鳳 あや
新聞記者(女) 涼城 まりな
新聞記者(女)/店員 天野 ほたる
新聞記者(男) 星条 海斗


で...暗殺者(集団希望)
ロラーンド 越乃 リュウ
ヤーノシュ 遼河 はるひ
シャラモン 桐生 園加
コルネール 青樹 泉
レオー 龍 真咲


元締(笑)
男爵/シュトルムフェルド 未沙 のえる
↑「男爵」という単語がイコール殺し屋になるわけないじゃない(苦笑)

だったらちょっと「素敵に人殺しそう」とか思ってしまう。

配役のみりおがいない事や...退団者の事や...
『−遥か彼方YAMATO−』なんてタニちゃん祭りか!というような副題がついているショー等...
突っ込みどころが多い月組の次回作。
はてさて...どうなるんだろう。
06/22 18:03 | 月組/MAHOROBA/マジシャンの憂鬱 | CM:0 | TB:0
ちゃびん的、さくらの楽しみ方 中編 さくら(15)
ちゃびん的、さくらの楽しみ方

竹灯籠
ARAN氏がセリ下がりセリ上がるシーン

さっき、この場面の異質さを書こうとしていたのですが、途中で変なボタンを押してしまったのかエラーで消えてしまった。
これは書くなという呪いなのか?
じゃあ、書かないよ。
私は所詮...臆病者なので(苦笑)

楽しみ方なのだから楽しんでいる場所だけ書こう。

ここで楽しんでいるのは侍従。
先日まで「誰なんだろう?」と思いつつも、「しゅん君かな?」ぐらいに思ってた。
しかし、改めてパンフレットを確認したら....!!!!!!!!!
蓮太かよ(汗)

あの恐ろしい美しい娘(?)達から落人@ARAN氏を守っているのは...
あ...口が、というか手が滑った(笑)

やっぱ、この異質さは100枚でも200枚でもいいからオブラートに包んででも書いとくとしよう。


この公演、私は、なんだかんだ言っていますが7〜8回は通っています。
だからこの場面も7〜8回見てる。
最初は初めて生で観る組だったのでまず雰囲気を掴もうと全体を見ていました。
回を重ね、おまけに新公までみてしまった今回の星組。
星組って濃い組ですよね?
自然体なのに表情豊かと言うか...1人1人の個性が強い感じ。
花組もある意味濃かったけど全然違う濃さ。

私にとってこの場面の救いは侍従だった。
侍従@蓮太。
この配役を確認してよかった。
まぁ、侍従@しゅん君でもよかったんだけど...
しゅん君より下級生とか...思うとポイントがさらに上がったよ。


『平家の落ち武者と白拍子の恋の物語』

パンフレットにはそう書いてある。
でも、私の目にはARAN氏が白拍子から逃げ惑っているようにしか見えない。


それって...


ここから先は例え話を書こうと思うのですが...
私自身、オブラートに包みきれなくなる恐れが多分にあるため一応伏せます。
読みたい方だけ「つづき」をどうぞ。
06/19 14:00 | 星組/さくら/シークレット・ハンター | CM:0 | TB:0
ビジュアル勝ち…え、だれが? 児玉先生という生き物
ちゃびん的『さくら』の見方の後編を書こうと思ったが、その前にふと思った事があったので先にそっちを書く。

私は
「ツジアヤノ」と「はなれぐみ」が好き。
こんなしょうもないことで「ツジアヤノ」と「はなれぐみ」のファンの人の検索にひっかかるのは申し訳ないのであえてカタカナとひらがな表記を逆にしてみた。
2人ともシンガーソングライターとしても私のツボを押さえてくる人達ですが、どうもあのビジュアルが好み(?)で好感が持てる様子。

メガネでちょっと野暮ったい感じ。

誰かみたい…
あっ、児玉先生(笑)

いいよ。いいよ。

どんなに日本語が書けなくても(よくないけど)
どんなに美的感覚が変でも(よくないから)

あの児玉先生のビジュアルでカリブの島に流された…じゃなくて取材に行ったというだけで何となく私のツボ。

「ツジアヤノ」と「はなれぐみ」からは児玉先生みたいに電波な香りはしませんがこの2アーティストが好きな人が児玉先生を見たら憎めないと思う。
でもね、児玉先生が地味でもなんでもいいから「ツジアヤノ」や「はなれぐみ」のように人格的に狂いがない作品を世に送り出してくれたらとも思います。


「ツジアヤノ」の♪ゆびきり♪と「はなれぐみ」の♪家族の風景♪を聴いていたら、そう思った。

そんなくだらない話し。
06/18 19:08 | その他ヅカ雑談 | CM:0 | TB:0
ちゃびん的、さくらの楽しみ方 前編 さくら(14)
最近というか、ほとんどシークレット・ハンターの話ししかしていませんが
『さくら』もちゃんと楽しんでいます。
基本的に『さくら』でも私はカズ氏にオペラグラス、
ロックオンなのですが結構、違う場所も見ているみたい。

幕開きチョンパ

何だか回を重ねすぎたせいか人数が減ったように観える。
「慣れ」って恐い。
センターで見る時とサイドで観る時で全然迫力が違うような気がします。
チョンパを見るならセンターがいい。

ここで幕開き後、最近カズ氏を確認した後にやる恒例行事が出来た。
カズ氏からオペラグラスを上手側に振っていくと
綺華れいさんが見えてもうちょっと振るとアカ氏。
アカ氏の顔は凹凸が少なくてすっきりした顔のせいか白塗りがよく似合う。
カズ氏を見た後に見ると「キレイやな」といつも思ってる。
でも、カズ氏の若衆だけどはんなりとか色気振りまくとかしていない顔も好き。

でも、アカ氏のお腹(でも…て何?)

『噺家さん』みたい。

自慢の腹筋のせいなのか?
それとも着こなしのせいなのか?
着物の懐がいい具合にゆるい。
アカ氏の服の着こなしがユルユル(あるいはパツパツ)
なのは分かっていたけど着物もなんだね。
私は生で噺家さんを見た事が1回しかないのですが、
その1回が秩父出身の「はやしやたいへい」さんだったので妙に受ける。
そうか!
アカ氏は「はやしやたいへい」さんと同じ秩父が生んだSTARなんやね(笑)
その他は全体的に流し見しているけど下級生の顔がさっぱり分からない。
白塗りで愉快な事になっている子もいるのに悔しい。

黒塗りの桜の場面(こんなタイトルだっけ?)

最初は安蘭氏やあすかちゃんをガン見していたのですが最近は全体の雰囲気を楽しんでいます。
それは、みなみちゃんと涼君の影コーラスのおかげだと思う。
涼君は歌だけ聴いていると本当に研6だとは思えない。
私と同年代ぐらいのはずなのに…渋いわ。

松本理事の場面(場面の名前は記憶にない)

初見の時は「やっぱり凄い(恐ろしい)人なんだ」と思っていたけど
慣れると他も見たくなる。
でも、両サイドの女の子たちはほぼ松本理事の方を見ていて
顔を正面に向けてくれない(涙)


雛壇...じゃなくて節句人形の場面

この場面は見方が大きく変わった場面。
何故かって、カズ氏をほぼ見ていないから。
だってココのカズ氏はアカ氏とセットだから私が見なくてもいい。
よしのさんがガン見しているからカズ氏(アカ氏のついでにされるけど)が何をしていたかは話しだけ後で聞く事にした。

私はその間に雛人形達を観察。

レオン氏の1人銀橋渡り。
相変わらず歌詞は聞き取り辛いけど芝居でもショーでも銀橋渡り…
最近、慣れて来たのかイメージと実体が結びつくようになってきた。
最初に見た時は「渡らされている」ように見えたのに最近は「渡っている」ように見える。
がんばれー!レオン。

レオン氏@お内裏様が銀橋を渡りきると
涼君@右大臣としゅん君@左大臣がひょっこり出て来て歌いだす。
上級生になると芝居にダンスに歌にと様々な場面でスポットがあたるようになるので2人ぐらいの学年で「これ」という見せ場が与えられていると楽しい。
レオン氏の後に歌う涼君としゅん君。
何てキレイな歌声といつも聞き入っているのですが昨日ちょっと衝撃が走った。
いつものように最初に涼君@右大臣が出て来て歌い。
うーん、いつもの通りステキ。
しゅん君@左大臣が出て来て歌った。
ありゃ??歌の語尾にビブラートが…
やめてー!!
感情ダダ漏れで大仰な芝居風味の歌声のお内裏様の両サイドでスッキリ伸びやかだけど硬質な雰囲気の2人の歌声が好きなのに…
レオン氏につられちゃいやーん(涙)

気持ちは分かるけどね。
歌い終わったらあんな「とんでも雛壇」の下でユラユラしなきゃいけない立場だし...。
分かるけどね。
ここは押さえてしゅん君。

あの「とんでも雛壇」を花組でやったら…とか一瞬頭をよぎるも恐ろしくて妄想ストップ。

幕が開いて雛壇が登場すると五人囃子をみています。
五人囃子というか、
しーらん/るりか/直樹じゅん君の並びが好きなので
その3人が一緒に収まる倍率にオペラグラスをセットして見てます。
私のオペラグラスは6〜18倍の倍率調整が出来るので見たいものを見たいように見れて便利。
しーらん/るりか/直樹じゅん君…
素敵なコントラストです。

「ダバダバ」揺れている時
しーらんの八の字眉毛が可愛い。
るりかのやる気ない感じで白目なところがGood。
そして直樹じゅん君の完全に世界がいっちゃってる姿が愉快。

舞台が回って武者人形達の場面に変わると
比較的、全体を見ている。
安蘭氏の「お内裏くーーん」のあたりだけ武者人形を見ている。

ネズミさん達がはい出てくると逃げ惑う雛人形達を重点的に見てます。
特に右大臣と左大臣。
最初に下手から上手に逃げる時に左大臣@しゅん君が怪我しないように「ステ〜ン」と転ぶのが可愛い。
慌てて「わーーぁ」と起き上がって左大臣@涼君を追いかけるのがまた可愛い。
涼君もしゅん君を置き去りに出来ないのか起き上がるまでは「アタフタ」待っているのがまた可愛い。
箱詰め人形達が開放されている間、大乱闘の時に下手袖前で2人セットで「ソワソワ」見守る姿が可愛げ。
猫登場、しゅん君は一目散に逃げていきます。
涼君はしゅん君の後を追って「わー」と両手を開いて逃げていく所が好き。

その後は雛壇に集結した「不倫推奨友の会」の皆様をまったり見てる。

暗転後、下手から出てくるお内裏様達。
ここでもつい直樹じゅん君のどこまでもいちゃってます感漂う顔を思わず見てしまう。

つづく
06/18 16:16 | 星組/さくら/シークレット・ハンター | CM:0 | TB:0
可愛いだけじゃダメなのね。 大坂侍(7)
私が月組のショーをオペラグラスで流し見している時、「あ、あの子かわいい」と思ってよく観ると花瀬さんだったりします。
でも、生でまともに芝居している姿を見るのは今回が初めて出した。

豆奴@花瀬みずか万歳

私は第1幕だけ観てたらヒロインは豆奴だと思ってました。
豆奴はお勢@ねねちゃんと対比させるように大人の女。
何故かあんなに女に奥手で堅物の小さい(失礼?いや…そこが魅力だから)河同心の又七にホの字の芸者。
芸者であるが上に又七に全力でアタック出来ない自分を知っている。
全力で又七にアタックしている、お勢の事を羨ましく思っている。
立ち振る舞いは完全に大人の女。色気もる。
でも、ちょっとした又七だけに見せる表情が可愛い。
「今、又七さんの瞳に映っているのは私だけ」というシーンになると芸者で世の中を知った大人の女の顔から1人の恋する女の子の顔になる。
そこが可愛い。

「可愛いくて演義や歌やダンスが上手いから」といってトップ娘役になれるわけじゃない。でも、ヒロインじゃなくてもこんなおいしい役に出会えれば役者としては最高なんじゃないかと思う。型通りのヒロイン役しか出来ないで辞めていくよりも、様々な女を魅せてくれるポジションにいる役者の方が断然魅力的に思った。

そして真のヒロイン、お勢@ねねちゃん。
着物の袂に石を詰め、背中にお地蔵さんを背負って、川に身を投げるヒロインなんて聞いた事ないのですが。私には、ねねちゃんが何がお上手で何が下手なのかさっぱり分からなかった。何なんだろう…この感覚?
演技も合格点、お歌も合格点でも『すげー』と思った技術がみつからない。キャラクター性が強過ぎてねねちゃん本来の魅力が理解出来ないで苦しい。
あの捨て身な役作りが魅力なのか?
(だったら…衣絵@りんかちゃんのインパクトには勝てないし。)
でも、「頑張ったんだろうな」という姿勢は伝わってきました。
「若さ=可愛さ」というのは見てれば分かるしね。

去年の「オクラホマ」であいあい@城咲あいが可愛らしい普通のヒロインをやっていましたが、あいあいとねねちゃんの違いってなんだろう?
まさか、身長なのか?
あいあい、163cm
ねねちゃん、164cm
着物の袂に石を詰め、背中にお地蔵さんを背負って、川に身を投げるヒロインは163cmでは出来ないけど164cmなら出来るって?
そんなわけないか。
単に若手を育てなきゃいけないのだろう、とは思いますがバウ・青年館での初ヒロインがお勢でよかったのだろうか?
相手役は天下の霧矢大夢とはいえ(新人公演以外の)初ヒロインが着物の袂に石を詰め、背中にお地蔵さんを背負って、川に身を投げる女なんて…
もしトップ娘役なんかになっちゃたら後世まで語られるよね?


あ…もしねねちゃんがきりやんの嫁になったら2人そろって可愛い昔話で語られるのかしら?
167cm高下駄の彼に164cmの怪力彼女なんて(涙)
まだ、あいあいの方がとも思いますが…どっちもどっちかな。
タカラジェンヌの実身長なんて分かりませんが、きりやんとねねちゃんって公式ですら3cmしか違わないのかと愕然とします。
マギーやいずみちゃんとは6cmも差があるのよ。きりやん…

でもそんな身長差なんてもろともしないで「男前」でいてくれるきりやんが大好きだよ。

男役は長身でスマートなのが当たり前。
娘役は小柄で可愛いのが当たり前。
そんな当たり前の事が「夢」なんだと思ってた。

でも今回のきりやんとねねちゃんや星組の安蘭氏とあすかちゃんを見ても思いますが「身長差?そんなの気にしない」「年の差?そんなの気にしない」それが現実社会に適応していて新たな魅力なのかもしれない。
でも、高下駄履いて立っているきりやんの隣に草履(底上げなし)を履いて立っているねねちゃんの姿を見るとちょっと切ない。ブーツや短靴ならまだいいけど足元が丸見えの着物って恐ろしい(ブルブル)。

男役は長身でスマートがいい。娘役は小柄で可憐がいい。

そんな事言っていたら始まらない最近の宝塚が何だか萌え。

結局、素敵な「物語」を見せてくれればそれでいい。
現代社会では小さい男の子も大きい女の子もあたりまえ。
親近感が持てる分「夢」の世界にすんなり連れて行ってくれるのかも。

あの鳥居又七という役の設定とあのヒロインとの身長差で「男」でいられる。
きりやんが最高だと言う事は間違いがない。
きりやんの真横にさえ並ばなかったら充分、可愛らしく見えたねねちゃんも素敵でした。

「大坂侍」
役者1人1人の力量を裏ぎる事なく見せてくれる素敵な作品でした。
06/15 21:09 | 月組/大坂侍 | CM:0 | TB:0
君はもう俺のもの(笑)アカ氏って素敵なの? シークレット・ハンター(13)
昨日の夜公演、本当は「大坂侍」を観に行こうかと思っていましたが雨だったので東宝の星組を観に行きました。青年館は駅から遠すぎる。

「大坂侍」の日記でも話題にしたのですが
舞台の上のキャラが「女を知っているか?」「女を知らないか?」という話し。

私はイグナシオ@カズ氏は知っていてほしいと思ってます。
でも、よしのさんはイグナシオ@カズ氏はチェリーだと言い張る(涙)
今日はイグナシオ@カズ氏の話しではなく別のキャラの話しです。

最近、アカ氏@彩海早矢に夢中な、よしのさん。
どれぐらい夢中かと言いますと昨日の雨の中、一瞬でもいいから楽屋出のアカ氏を見たいと1時間近く待つぐらい。私はお腹もすき...雨だし...基本的に出待ちとか入り待ちとかお茶会とか興味がないので開演前によしのさんにおにぎり1個と唐揚げ1個もらって食べてなかったら泣き出していたかも(私はそんな事で泣くようなキャラじゃありませんが)。まぁ、よしのさんはブツクサ文句をいう私を「おにぎり1個と唐揚げ1個の恩を返せ」と言いつつ黙らせていました。
出待ちの詳細な話しは別に私が書いても「楽しい」とは思えないので本題の話し。


secret2『とあるカリブの島』
街の男@アカ氏は女の子をゲット出来るのか?

「女を知っているか?」「女を知らないか?」という話し以前の問題な気がする。

「当日券B席2500円の内、2400円分はこのシーンのアカ氏を観るため」
と言うよしのさんはだと思う。
その後に
「あとの100円分はカズ氏を観てた」
と笑顔で言うよしのさんは神を越えたと思う(苦笑)

それぐらい、よしのさんにとって大切な場面。
ダゴベールとセルジオが歌いながら喋ってる横で街の人々がグルグル踊っいる。
その踊りは男役が娘役をお姫様だっこして終わる。
その後だ。

アカ氏の最大の見せ場!彼女とイチャつくシーン。
(アカ氏の役の比重からいえば本当の見せ場は神父役の格闘シーンじゃないかと思うのだが)
私はsecret2『とあるカリブの島』はダゴベールを見たり全体を見たり散漫な感じで観ているので詳しくは知らないが街の男@アカ氏には物語があるそうです。私はよしのさんみたいに週2〜3回とか星組は観ていないので詳細なストーリーはお伝え出来ませんが私が見た限りではこんな感じ。



最初は普通の付き合い初めの男の子と女の子でした。
それも年上の彼女(?)。
しかし、先週ぐらいからどうも男の子@アカ氏は年上の彼女の尻に敷かれてばかりではいけないと思ったらしい。


いつもはダンスが終わった後は彼女と一緒に舞台の後ろの方の階段2〜3段分上がったスペースまで行っておしゃべりしている。しかし、その日はダンスの最後でお姫様だっこをした後、普段はすぐに女の子を地面に下ろすのですがお姫様だっこをしたままズンズン歩く。
後ろの台の前まで彼女を抱き上げたまま歩いていきそのまま台の上に彼女を下ろしました。
周りの街の人々はそんな2人をおちょくっていて、持ち上げられたまま運ばれる彼女も目を丸くしてました。しかし、アカ氏はそんな2人をおちょくる周りの男を黙らせるために(彼女をだっこしたまま)、蹴りをいれようとする。台の上でも2人の世界を作ろうと彼女に一生懸命話しかけてました。


しかし、その次に観た公演ではお姫様だっこは通常通り、踊り終わったらすぐに下ろしていました。彼女と2人仲良く台の上へ行き、おしゃべり。でも彼女は台の反対側にいる別のカップルと話しに夢中で全然、アカ氏に構ってくれない。とても寂しそうでした。


そして昨日の公演。
ついに両思い(?)になりました。
お姫様だっこは通常通り、すぐに下ろしました。台の上に移動して先にアカ氏は(台の上にも階段があって)そこに腰掛ける。そして彼女に両手を広げました。

満面の笑みで。

一瞬固まった彼女。
しかしすぐに彼女も両手を広げてアカ氏の腕の中へ。
みごと結ばれた2人は階段に座ってからも密着度が高く、アカ氏は彼女の腰に手を回し胸のあたりに頭をもたれさせラブラブしてました。

この後、2人はどうなるのだろう?
まだ3分の1も公演が残っていて、この先は...
昨日の公演で単純そうな(イメージです)アカ氏はすでに「君はもう俺のもの」と思ったはずだ。
どうしよう...あんなお日様も眩しそうな陽気な島で昨日以上のラブラブっぷりを発揮されたら。

「年上の彼女の尻に敷かれる爽やか体育会系の男」から「女を知っている男」の顔になっていたら...
























私、爆笑するかも...




で、アカ氏が素敵かって?

素敵だと思うよ。
嫌いじゃないよ。
でもね、私的にはアカ氏の風貌は爽やかすぎてまだピンと来ない。
やっていることは破壊的に愉快だけど。

マメ@日向燦のようにどこか黒い所がないとね。
萌えないみたい。
あぁ、マメが恋しい。

結局、マメの話しで終わるって...どうなの、それ?
06/15 08:41 | 星組/さくら/シークレット・ハンター | CM:0 | TB:0
芸者遊びも程々に! 大坂侍(6)
大坂侍の話しをよしのさんにしていたら
「もしこの中に自分の贔屓がいたら…と思うとぞっとする。」
と言われました。
よしのさんも観て笑って泣いていたじゃない。
なんで!?なんでなの?私は大好きだよ。大坂侍。
もし…
マメやまっつが「大坂侍」の世界で生きてたら普通に喜んで観に行ったと思うけどな。
その前に「大坂侍」の主役は私の大好きなきりやんなんですが…

又七@ユウ君
数馬or玄蕃@あかし
極楽の政@瑠那君

よしのさんの御贔屓を「大坂侍」に無理矢理当てはめる。
ビアガーデンのような提灯がぶら下がる世界でよしのさんの贔屓が踊る姿は私には目に浮かぶんだけどな(笑)どうも日頃から「綺麗な物しか目に映したくないの」と言っているよしのさんの美的感覚には合わない世界だった様子。

でもね、大坂侍は美的感覚の好みは別れるかもしれないけど、役者が育つ姿を見るにはもってこいの作品だと思うのですが。
「大坂侍」は上級生と下級生の配置が上手い作品だと思いました。
又七@きりやんを中心にして上級生へ枝分かれして、そこからまた下級生に枝分かれしている。
でも「路線かな?」と言われてるような子にはちゃんと見せ場が与えられている。
そんなのバウホールクラスでやっている作品なら普通なのかもしれないけどこんなにはっきり分かったのは初めてでした。

グループ分けは下記

鳥居家と田中家の人々(まちお先輩&末子様&いずみちゃん&りんかちゃん)
黒門一家(嘉月さん&マギー&手下3人組)
大和屋(箙さん&まさお&ねねちゃん)
※未沙さんは大和屋グループに絡んでいく事が多いけど結構放し飼い。
芸者(花瀬さん&側付2人)
役人(良基さん&寿音君[熊田君の子])

それぞれのグループにそれぞれの課題が振り分けされていて、その課題を若手だけにやらせるのではなく課題をしっかり理解した班長がグループに必ず1人いる。
ひとまずこの作品に出た若い子達は役者として何か1つでも大きくステップアップするだろうな…と思える。

そんな、大坂侍の話し。第6回目。
マギーとカズ氏とあかしは同期なんだよなぁ…と思いながらマギーを見つめる。

天野玄蕃@マギー

マギーのあのナチュラルボーンに出てくる存在感は持って生まれたものなのか、それとも努力の賜物なのかは分かりませんが計り知れない人です。

マギーはいいなぁと思う。
マギーは見ていて楽しい。
でも、「好み」とはだいぶ違う気がする。
最近、私は自分の好みがよく分からなくなりつつあります。

でも、マギーのような人を好きになったら楽しいだろうなぁ…とは思う。
150のものを100に収めていくのを見る楽しみがありそう。
抽象的ですみません。これは演技の力量というよりは押し出しのよさです。
宝塚のトップだってただ目立てばいいわけじゃないと思う。「悪目立ち」という言葉もありますし周りとのバランスも大事です。
今回、箱の大きさにもよると思うのですが、こんなにマギーが大きく観えたのは初めてです。周りにいたのが姿勢を落としたヤクザ達だったり立ち回りでも相手がきりやんだったりと「デケーよ!お前」と思ってしまった。確かに今回の「大坂侍」チームの中では身長順に数えれば大きい方から数えた方が全然早いけど立ってるだけで目立ち過ぎって…どこのゴー暁ですか?でも『NEVER SLEEP』の時のゴーはあの体格で存在する事に意義がある程度の使われ方だったので学年を考えれば破格の扱いでしたが演技がどうのとか言う前に終わってしまった。
マギーは「胡散臭いんだけど、上手いなぁ」と思わせてくれる存在感。バウを終えて、青年館に移って数日経っていたせいですかね?悪目立ちもせず非常にバランスがよく見えました。でも逆にバウの初日とか見たかったなと思います。あんな面白そうな役をマギーが最初からあんなにバランス良く仕上げてくるはずがないと思う。

今回の「大坂侍」を宝塚から大衆演劇にしてしまった大きな要因は黒門一家(嘉月さん&マギー&手下3人組)チームの上手さと胡散臭さだと思うのですが…違うかな?
嘉月さんはいつものように絵に描きやすそうな顔(褒めてます)で格好良かった。
手下3人組の子達も、ものすごく泥臭い(褒めてます)雰囲気というか…喉仏あるかと思うぐらい男臭かった。何故か着物から見える首元のラインがみんな丸みがなくて筋っぽく見えた。それが何かリアルっぽくて...。単純に痩せてる子ばっかりだったのかしら?

よしのさんが宝塚を観たあとによく話しの「テーマ」にする話題があります。

それは舞台の上のキャラが「女を知っているか?」「女を知らないか?」です。

黒門一家はみんな、あきらかに女を知ってる男に見えました。これって最近重要なんじゃないかと思います。
いくらセリフで格好つけて「それなりに恋愛もしてきた」とか女に言っていてもリアル感がない人は男に見えてないんだろうな…と思います。そんなセリフを宝塚で芝居の台本に入れる脚本家はある意味、チャレンジャーだと思います。もしそこでリアルを感じられない役者だったらいっきに興ざめします。
色気がある、ない、じゃない。
女を知ってるか、知らないか。
まぁ、エッチの経験があるか、ないか、の話しなんですが…
その点では黒門一家は(後半にマギーと手下3人の芸者遊びのシーンがありますが)普通に出て来たときから明らかに「こいつら女を知ってる」と思えるぐらい胡散臭くてリアル(変な日本語)でした(笑)

ところで、そこのところ又七はどうなんだろう?
私は知っていてほしいとは思いますが…役の設定じたいがあれなので…(涙)
「それなりに恋愛もしてきた」とかサラッと言ってしまうキャラクターもどうかと思いますが、あそこまで「童貞…女に奥手」なキャラ設定てどうなの?
まぁ、川に飛び込んだ後の「水も滴り過ぎないい男」のシーンもホノボノしすぎてて可愛かったけどね。
エッフェルさんといい、又七といい、童貞…奥手な役が続くね,,,きりやん…。
あの設定で色気や何やら出せって言われても難しいね...。
でも、そんな話しは抜きにして男前度は素晴らしく高く魅力的だったと思うよ>又七
06/14 23:04 | 月組/大坂侍 | CM:0 | TB:0
300両の男。それが田中数馬(笑)+鳥居家の人々 大坂侍(5)
男役が女役やるより勇気がいる選択に思えたのですが…
田中数馬@いずみちゃん
何かを乗り越えたのか?
それとも何かを踏み外したのか?
そんなの今はどっちでもいいよ。
いずみちゃんがこの先、幸せで素敵な役者人生をおくってくれるなら。
何にしても体当たりでぶつかって前に進もうとする姿勢やガッツは応援したくなったよ。

そしていずみちゃん以上にかっ飛ばしていたのが衣絵(又七の妹)@麻華りんかちゃん。
あれでいいのか?
娘役なのに…体当たりしすぎてて心配してしまうよ。
鳥居弥兵衛@まちお先輩を父に持つ又七@きりやんと衣絵@りんかちゃん。
「母親の顔を見せろ!」と思ったのは私だけ?
まちお先輩とどんな顔の母親が交配したら又七とあんなもんが生まれてくるんだよ。
まちお先輩とりんかちゃんが何かするたびに会場が笑いに包まれていました。

第1幕の最後の場面かな?
極楽の政から父親が死んだと聞かされて又七が家に帰ってくる。
白い布を顔に掛けられて眠る、父@まちお先輩。
きりやんが父の遺言状を読み、父の意志を叶えようと決心する場面。
きりやんの演技に目に涙が溜まるのを感じつつも私はずっとまちお先輩が生きてるんじゃないだろうか?と疑っていました。
エリ○ベートのように黄泉の世界と現世の間でさまよい黄泉の帝王とダンスをおどる鳥居弥兵衛@まちお先輩の姿が見えましたが(笑)
本当に死んでたなんて…。

死んでても胡散臭すぎる父。
出てくるだけで笑いをとる不細工な妹。
そんな鳥居家で育った又七。
「よくあんないい子に育って」と思ったよ。


「大坂侍」で私が一番身近に感じたのは又七ではなく田中数馬@いずみちゃんでした。

自分の人生を思い起こすと「田中数馬の生き方」に辿り着く。
極楽の政の生き方に憧れつつ、田中数馬の生き方で世を渡る。
ということは私もけったいさんなの?(笑)

好きな娘、衣絵と結婚する為に侍の権利をお金で買って、侍に厳しい時代だと察知するとすぐさま商人に戻る。
そんな男、田中数馬。

でも、数馬は別に侍になりたかったわけではない。
衣絵と結婚したかっただけ。
衣絵と一緒に幸せになりたかっただけ。
その為に家業を捨てて侍になる。
でも、時代の風が侍に厳しくなると商人に戻って一生懸命働く。
私にはそんな田中数馬の生き方が当たり前に思えた。

数馬を知っている周りの人々は「田中数馬に300両は高い」と言うけれど鳥居家の人々(又七と衣絵)からすれば当たり前。
衣絵は数馬にぞっこんだから分かるが又七は何故あんなコロコロ考え方を変える男を大切な妹の婚約者として認めて大切にしているのか?

又七は自分の考え方は時代錯誤だと言う事に気がついているから。
自分の生き方では好きな女を幸せにはできない。
本当に好きな女を幸せに出来る生き方は数馬の生き方だと言う事に気がついている。
だから数馬は妹思いの又七にとって大切な存在。

それでも曲げられないものを持って生きている男が鳥居又七。

「大坂侍」という物語は普通の人である又七@きりやんを中心にしてけったいな人々が周りで取り囲む話しです。

でも、本当は逆なのではないでしょうか?

いや...又七が「けったいさん」なわけではなくて又七は人間が誰しも持っている欲求にたいする引け目や「その気持ちをストレートに表現するのは恥ずかしい」と思う気持ちを過大な名目をつけて表現しているだけ。

現代人は誰しも「けったい」な部分を持って生きていると思う。
「大坂侍」はそんな誰しも持っている「けったい」な部分を実感させてくれる作品。
「大坂」というのは「デフォルメ」である。人間の本能を正直に表現する為に分かりやすい人種として「大坂人」を使っているだけ。
「お金」や「恋」は大切なもの。そんなの当たり前。
その気持ちをストレートに表現する大坂人たち。
だからいくら「けったいな人達」と思って観ていても憎めない。
又七の気持ちで物語を追っていても、観客は必ず「けったいな人達」の中にどこか自分の「けったい」な部分を感じるから絶対に憎む事が出来ない。
そのけったいな部分は「お金」や「恋」であり、当たり前として大切にするべきものだから。

とても幸せな気持ちにしてくれる物語「大坂侍」。

でも、ミラボールが回る中で数馬と衣絵が幕前でデュエットを歌うシーンは一瞬宝塚である事を忘れそうになったけどね(笑)
06/13 16:04 | 月組/大坂侍 | CM:0 | TB:0
あにぃの体は50両、無職で生きていくコツは可愛らしさだよ! 大坂侍(4)
まだ頭の中が整理できていませんが月組「大坂侍」の話し。
今回、レベルが違います。
「大坂侍」は大衆演劇だと書きましたがそれは演歌調の曲が使われてるからとか、それだけではありません。
「アミアミ萌え」とか変態発言している場合じゃない。
これは本当の意味で大衆向け演劇なんです。
どんな年代の人が見ても笑って泣いて帰れる作品。
これが「人情」なんですね!?石田先生。

極楽の政@まさお
期待して観に行きました。
極楽の政というのは現代にありがちなフリーターや無職の若者です。
私もやれるものなら極楽の政のように世間を渡っていきたい。
「無職でも敵を作らず、可愛らしさを売りに生きてます」
なんて言ってみたいものです。
そして「あにぃの体は50両♪」とか言って又七@きりやんの体にスリスリしたい(だから変態発言は禁止だって)。
極楽の政@まさおは実に大坂という街でけったいに生きておりました。
わざわざ観ようと意識しなくても私の年代から見ていると自然に目につくのが極楽の政と田中数馬の生き方だったのでガン見は出来ませんでしたが各自の見せ場はちゃんと目に留めていました。


まさおは今回、第1場の幕が開いた瞬間からセンターで歌い踊っていました。
ビビったよ。
まさおが女の子達を従えてセンター…
ちょっと待ってよ。そんなのおかしいだろ??
マギーはどこいった?いずみちゃんは?その前にきりやんは??
何でそんなに当たり前のような顔してセンターで幕開きから踊って歌っているんだ!!
その後、ちゃんときりやんもいずみちゃんもマギーも正しい形で出て来てホッとしましたが。

しかし、まさおの山場はそこだけじゃなかった。
ある意味、こっちの方が大変そう。

劇中で両手に専科の御二人を従えてセンター…
未沙さん/まさお/箙さん
顎が落ちるかと思ったよ。

こんな並びどっかで見たな…
あ!宙組の『NEVER SLEEP』だ。
組長/らんとむ/ヒロさん

まさおとらんとむ氏を同列に上げるのはどうかと思いますが、最初に浮かんだイメージがそれ。

まさお…今回はガチンコ勝負なんだね。

らんとむ氏だと当たり前に思えた並び。
専科や組長という騎馬戦の頑丈な馬の上にらんとむ氏がどっしり前を見て座っている。
まさおだと違って見える。
まさお…専科の御二人に胴上げされてるみたいに見える。
受験の時に合格した人がよくやられてる「胴上げ」。
まさおはらんとむ氏のように、どししり前を向いてポーズを決めれない。
それでも自分がセンター(主役)であることは当たり前、必死に胴上げされつつもカメラを向けられたら最高の笑顔を向けようとする。
イメージで表現するならそんな感じ。

スターオーラというのは大切な物だと思っています。
でも、全てはそれを支える土台の大きさがあってこそスターは輝くものです。
逆に大きな土台があってもそこに埋もれてしまってはダメ。
まさおはスターオーラを正しく身に付けているよ。
最初あの並びを見た時は正直驚いたけど、これが正しいと思えたから。

がんばれ、まさお。
負けるな、まさお。
ハラハラドキドキしながら見に行ったけど私の中では期待以上だったと思います。
まさおは、まだまだ胴上げされちゃうような軽さだけど「見せる所は見せる」という粘り強さを持っている。
この粘り強さが極楽の政という「一見、可愛い子ちゃんだけど実は腹黒」なキャラとマッチしていていい味出してました。

CHEMISTRY
化学反応とは…時には人を残酷な気持ちにし、時には人をこんなにも幸せな気持ちにしてくれる。


まさおはある意味両手に花で輝いておりました。
06/13 13:00 | 月組/大坂侍 | CM:0 | TB:0
アミアミに夢中(苦笑)けったいさんだよ。けったいさん。 大坂侍(3)
観てきました。
大坂侍。

いやー、『バウ・なにわ人情ミュージカル』ですよ。
人情:人間が本来もっている人間らしい感情。特に、人に対する思いやりやいつくしみの心。

期待するじゃないですか!
どんな作品になっているのかとワクワク観に行ったら...
まさか、宝塚で大衆演劇をやるとは思わなかったよ。

劇場の扉を開けたらソコは演歌のような曲が薄くかかっていて最初は「マジでか!!」と思いつつも着席。

公式の詳細案内でこんな前振りがされている。
超個性的な登場人物、大坂人のパワーが爆発する痛快・娯楽時代劇。

見終わった後に真っ先に思った事は
「この話しに出てくるキャラクターの3頭身フィギュアが欲しい」でした(笑)
みんな可愛いよ。キャラが立ってるよ。
どうしよう...7分の1スケールじゃだめなの。
15分の1スケールぐらいにして、そんでもって3頭身にしてもってかえりたい(オロオロ)
出てくる人、出てくる人がみんな可愛い。

今年の公演スケジュールが出た時
「きりやんがサムライ!!いやじゃー!チョンマゲとかいやじゃー」
と泣き叫んでごめんなさい。

サムライ万歳!
チョンマゲ万歳!!
けったいさんでよかったよ(笑)
石田先生感謝感謝。
この愛すべき人々を観せてくれてありがとう。

きりやんと高下駄なんて実にキュートな組み合わせ。
一人『カタカタ』いわせて走っている姿がベリーなキュートさを出している。
同じ同心役の山崎さん@良基さんの足元を見ても草履だし。
その他の周りの人達もみんな草履なのにきりやんだけ高下駄。
(和物の高下駄ってスターブーツの変わりなんですか?)

天野玄蕃@マギーとの決闘のシーンの手のアミアミもめっちゃ気になる。
何なんだあれは!??
「アミアミしてるよ。アミアミ!」
どうやら私はアミアミに弱いらしい。
TUXEDO JAZZの時も短パン網タイツの女の子がせり上げって来ると必ず見てたし...
私の萌えってアミアミなの?そんな自分が嫌じゃー(涙)

観に行く前にあんなに
まさおを見る!
と宣言してたのに...
きりやんのプリティでキュートで男前な、おちゃむらいさんに夢中で周りまで追いきれなかった。

反省

でも、やっぱり私はきりやんが大好きなんだと実感出来て幸せでした。
いいなぁ、もう1〜2回観たいな...観に行っちゃおうかな(ウズウズ)

今は久々のきりやんにメロメロなので落ち着いてから、
細かい感想は順を追って分けて書きます。
06/12 17:47 | 月組/大坂侍 | CM:2 | TB:0
罪の意識を持たない男 シークレット・ハンター(12)
この話しの主人公2人の盛り上がりシーンてどこでしょうか?
私は宝塚舞台を観る時にヒロイン目線で観る事が少ない。
基本的に少女漫画より少年漫画の方が好きなせいかもしれない。
だから今回もダゴベール目線で物語を追っている。

私はsecret12『Finale Battle』 だと思ってます。
断じてsecret11『要塞上の朽ち果てた礼拝堂』 ではない。
私は確かにsecret11『要塞上の朽ち果てた礼拝堂』 は大好きだ。
あの笑顔のいっちゃってる素敵なダグパパが観れるから。

でもsecret11『要塞上の朽ち果てた礼拝堂』の主人公2人の会話は許せない。
主人公2人は日本語を話しているのに英語とフランス語で会話しているように聞こえる。
ダゴベールが日本語を話せていないのは基本的に理解している。
そんなの働き者の母がいきなり病にふせる母になっている時点で分かりきっている事だ。
しかし、この場面ジェニファーまでもが日本語を話さない。

あすかちゃんは何を思ってあのセリフをしゃべっているのだろうか?
安蘭氏は何を思ってあすかちゃんのセリフに言葉を返しているのだろうか?

私の中で基本設定としてダゴベールは「私利私欲の為に泥棒をする男」というものがある。
最初の理由はどうであれ今現在、私利私欲で盗みを犯している男。
だからあの会話が許せない。

ジェニファー:「あなたは何でそんな仕事をしているの?私には泥棒なんてする人には見えない」
おいおい...ジェニファーさっき話したじゃない。

ダゴベール:「抵抗したかったから」
え??

ダゴベール:「父親みたいに弱いにんげんだっている」
そうかもしれないね。でもダゴベールはちがうよね。

ジェニファー:「でも泥棒はいけないことよ」
うーん...

ダゴベール:「君の言う通りだ」
え??

ジェニファー:「でもあなたは自分の利益の為だけに盗んでいるわけじゃない。だったら何故?」
「でも」って何「でも」って?私利私欲で泥棒になった男がダゴベールだよね?
そのダゴベールに誘拐されているのがジェニファーだよね?

ダゴベール:「夢みたいなもんかな」
いきなり「夢」ってなんだよ!ショーガールとの手切れ金の為にジェニファーを誘拐した男だろお前は。

ダゴベール:「親父のトレジャーコインのように俺だけの宝物を見つけるためだ」
話し変わってるし...

ジェニファー:「じゃあ、約束して。その宝物が見つかったら泥棒から足を洗うって」
ちょっと待ってジェニファー!!さっきあんなに「泥棒は悪い事だ」って力説してたよね?
そんなにあっさり自分のアイデンティティを覆していいものなの?

ダゴベール:「ああ...約束だ」
約束しちゃったよ(汗)


「泥棒をする」ということを正当化するためにこの会話をさせたのなら脚本家はどんな人間なのだろう?

私は「罪」の重さに対する意識の違いはあって当たり前だと思う。
日常のニュースを見ていると「盗みを犯し更に人を殺してしまう」人だっている世の中だ。
そんなニュースを見て「わざわざ殺さんでも」と思っている自分もいるから。
でも、すべてを「夢」に置き換えて正当化するのはやめてほしい。
そんな事がジェニファーのようにまかり通ってしまったら世の中の泥棒は盗みを犯しても
「俺の夢見ている物を探す為に泥棒した」
「でもこれは違った」
で許される世界になってしまう。

何かを求めて泥棒をしているのなら「具体例」を出してほしい。
愛する女性を見つける為ならいくらでも誘拐しろってことなのか?
それもおかしな話しだ。

「罪の意識を持たない男」それがダゴベール。
だけど「罪の意識を持たない男」が「夢を持って邁進する男」変化をする。
そして恐ろしい現実に直面するのだ。


まぁ、私は最近この会話は聞かなかった事にしているので問題はない。

だいたい「父親の海賊話しに憧れていた子供が母親が病気になって生活に困ったから盗みを犯した。そしてそのままカリブの陽気なお日様に照らされ大人になった」ぐらいに受け止めている。
こんな気違いな会話は最初っから存在しないのだ。
secret10までだって充分にお互いの感情だけで恋に落ちていく過程を見せてくれているし。
secret12『Finale Battle』でダゴベールはジェニファーを庇って銃で撃たれて倒れる。
そしてダゴベールは庇う事でジェニファーが「子犬から好きな女」に昇格したことに気がつく。
だから目が覚めた後ジェニファー(ブリジット)と結婚なんてする事になって「彼女が困るから泥棒を辞めるよ」ぐらいの能天気さでいいと思う。
それでいい。それがいい。
それぐらいだったらカリブの7不思議ぐらいで観ていられる。

何はともあれ安蘭氏のダゴベールは可愛い男だ!
06/11 20:12 | 星組/さくら/シークレット・ハンター | CM:0 | TB:0
熱いってば...星組。でも矛盾は解決した。 シークレット・ハンター(11)
うーん、何日ぶりだろう?
星組観劇。

今日から「大阪侍」の青年館が初日なんだ。と思いつつも星組観劇。
aran氏の会の総見らしく会場が(いつもにまして)異様に熱くて挙動不振になる。
体調も悪くて途中、脱落しそうになったけどフィナーレで持ち直しました。

イグナシオの変化

私の体調が悪かったので途中、意識が朦朧としている部分もありますがイグナシオが出て来る場面は見なければと必死でオペラグラスを上げました。
そしたらビックリする事に気がつく。
あいかわらすsecret15『最高の宝物』 では私の見たい物は見れませんでした。
しかし期待していなかった(諦めていた)secret9『サンド・ビーチ』学芸会のようになっていたシーンが良くなっていました。
私の目の錯覚かと思って隣にいるよしのさんに確認。
体調の悪さが見せた素敵な夢なのか?と思って...
よしのさんも「びっくりした」と言ってました。


secret9『サンド・ビーチ』

本当に陳腐になりやすい場面。
ダゴベール@安蘭氏とブリジット@あすかちゃんはシリアス芝居の場面だし...
そこにアナ・マリア@みなみちゃんとイグナシオ@カズ君がやって来る。
下手袖前という微妙な場所から中央のダゴベール達を見つめる2人。

このシーンのポイントはアナ・マリアは完全にあっちの人だという事。
ダゴベールを見つめるアナ・マリア。
3人が作る世界。
鈍感男のイグナシオですら気がついてしまうぐらいの熱い視線を送る。

そのアナ・マリアに無神経に絡むイグナシオ。
secret9『サンド・ビーチ』ではイグナシオは1人きり...
無神経なキャラがイグナシオだけど、どうしても無神経以前に幼児的すぎて...物語から置き去りにされている(涙)

初見からイグナシオのキャラクターに疑問があってその矛盾がカズ君のビジュアルに向かっていた。イグナシオとアナ・マリアのキャラクターの年齢設定は何才なんだろう?カズ君とみなみちゃんのツーショットを見ているとそんなに離れているように見えない。

そのビジュアルとの違和感。
カズ君のイグナシオ像は「幼児的なの?」...

無神経と幼児的で物事を知らないのは違うのよ。

でも1週間振りに見たイグナシオは変わっていました。
何がって?
幼児的じゃなくなっていた。

ちゃんと年相応で無神経なキャラになっていた。

そう見えた最大のポイント
イグナシオが冷静だったから。
自分の仕事は仕事と思っていて遂行することは当たり前と思っている社会的常識を持った男に見えたから。どんなに色恋の話しをしていても自分の仕事の意識を忘れてはいなかった。

イグナシオ、どうしたんだ!!??
その事によってイグナシオが同じ世界にいた!!

「恋心」の話しをするイグナシオは断じて色恋の経験がない幼児的な童貞男であってはいけない。私の目にはどんなにマシンガンをぶっ放して大暴れしていても大人の男に見えてるから。

でも演技はどうしても幼児的...

もの凄い違和感。

今日、私が見たイグナシオは決して色恋の経験がない男じゃなかった。
自分の仕事を持っていて年相応に色恋が何なのか分かっていて、なおも無神経な男だった。

自分の仕事を意識してる。
アナ・マリアの言いなりの部下ではなくて「ダゴベールを逮捕する」ということを自分の仕事だと意識してる。
イグナシオが独り立ちした。
その事でアナ・マリアの金魚のフンから相棒になった。
相棒として対等の立場になって「恋するアナ・マリア」をからかっていた。

今までのsecret9『サンド・ビーチ』のイグナシオは登場してダゴベール達を見つけた時点でどう見ても色恋を分かっていないような幼児的な役作りに見えた。
(例えるなら母親の後ろをついて歩く子供のよう。街中でラブラブする恋人を見て母親が困るような質問を繰り出す子供のように見えていた。)
それに輪をかけるようにみなみちゃんのアナ・マリアが上手いからあの少ない出番でダゴベールへの恋心を印象つけている。大人の女なのだ。
その反動で更に幼児的になりすぎるイグナシオの役作り。

今日はそこを自分の仕事を意識することで大人でいてくれた。
やっと私の中で1つ矛盾が解決した気がしました。

大好きだ。カズナシオ(笑)
06/09 23:11 | 星組/さくら/シークレット・ハンター | CM:0 | TB:0
私は期待感を持って観に行く...誰にって?それは... 大坂侍(2)
バウの千秋楽を終えて明後日には東京の幕が開く。

大坂侍

今回、私の最大の見所は霧矢大夢ではない。
もちろん私はきりやんを舞台人として尊敬し、愛してもいる。
今、宝塚の舞台に立っているきりやんを1秒でもながく見ていたい。
「絶対」という言葉は舞台の上では存在しないことは知っている。
でも「絶対」という何かを見た後に感じさせてくれる役者だと思ってます。
それは舞台の中央に立つ上で必須条件だと思っているし、それが出来ない場合は私の心に残らない。きりやんは私にとって「絶対」という何かを残してくれた初めての人だから。思い入れはいっぱいなんだと思う。

そのきりやんを思う気持ちとは違う所で私の心は訴える。

前へ前へ進もうとする存在の輝き。
今の自分に満足しない貪欲さ。
それと切っても切れない今の自分へのもどかしさ。
そんな物は舞台に出ている役者なら誰だって持っているだろうと思う。
舞台じゃなくても夢を持った若者には絶対に持ちあわせている心。
でも、それを直球で感じさせてくれる役者は実に心臓に悪い。

これは若いからだ。

若いから頂上が見えない。
でも理想を持って足掻いてる。
でも、その若さが成熟して本当の輝きを持ったら...

龍真咲

今回、きりやんとまさおが一緒の舞台で芝居をする。
それが実に嬉しい。でも戸惑いはその数十倍も感じている。

私にとってまさおは「要注意人物」だから。

今、まさおを「好き」か「嫌い」かと聞かれたらどちらでもない。
でも、「期待感」というバロメーターで測ったら今現在若手で1番高い数字をはじき出すかもしれない。
「期待感」は「裏切られる」事を前提で持たないと危険。
だから「要注意人物」なのです。

まさおの舞台に立っている姿は実に共感出来る。
ここで話しているのは役への共感ではなくて役者への共感。
私はもちろん素顔のまさお君を知らないし興味もわかない。
私は舞台の上にいる龍真咲が出している物を受け取るのみ。
だから私の目を通した段階ですでに他の人が見ている「龍真咲」像から外れていると思っています。だけど私の思う今の「龍真咲」像を残しておきたいから書いてます。

まさおは舞台人「龍真咲」という存在を自己分析し、それを最大限活かせるよう計算をしているんじゃないだろうか?と思うときがある。
でも、「宝塚」という型に合わせてセーブしている。
あるいは「宝塚」という型にとらわれて発散出来ていない。
そのアンバランスさが私の目には「見ちゃいけないもの」を見た錯覚に陥らせる。
絶対に直視したらダメ。
目に入ったら痛みを伴う。

舞台に立った時にいくらさわやかな顔してても好戦的に見えるのはそのせいじゃないだろうか?
どんなにセーブしても絶対に「まさおの色」が薄いベールから透けて見えている。
だから今まであえて直視してこなかった。
生々しいまでの「人間的な欲」を感じるから。
「失敗」「裏切り」などアクシデントがおきた場合「欲」の大きさで痛みの大きさが決まる。
もしかしたら私がまさおより年上で30代や40代だったらその欲でさえ「若いしね。可愛いわね」で終わったかもしれない。
でもそんな物を見せられたら同年代の私はビビるから。
そんなに肩肘張らなくてももっと今ある物で最大限表現したらいいじゃない...と思ってしまう。


もちろんあの見た目は最大の武器だと思う。
それを活かすべきだと思っていることはヒシヒシと伝わって来る。
でもまだまだ、まさお本来の欲を満たすには技術が足りていないのかもしれない。

そんな足りない自分を自分で感じて足掻き続けるまさお。
だからいつもまさおの事は表面だけ見ていました。
でも今回は直視しようと思ってます。

私は今のきりやんの舞台人としての懐の大きさを愛している。
そして懐の大きさとは逆説になるけど...
自分の役作りへのストイックさも失わない姿が大好きだ。

そんな今のきりやんと今のまさおが一緒に芝居をする。

それだけで心揺さぶられる。
この機会を逃したら絶対に後悔する。

まさおがもし...きりやんのようなストイックなまでの自分なりの役作りの仕方(自己表現の仕方)を覚えたら...
そんな事が出来るようになったらナチュラルボーンなマギーにだって負けないまさおの個性が全面に出て来るのではないか?

だから今回はまさおを観る。
でもマギーももりえちゃんも観る。みんな見たい。
だって結局まさおに限らず大なり小なりみんな日々成長しているだろうしね。
私もそれ見て頑張ろうって思うから。
06/07 14:18 | 月組/大坂侍 | CM:0 | TB:0
今は何も考えずにいよう 春野寿美礼退団
偉大な人なんだろうと思う。
私が語る事もないんだと思う。

劇場という濃密な空間

しかし自由に当たり前のようにその中央で息をする。
春野寿美礼を見ていました。


私は生で観たトップの人の退団を目の当たりにした事がない。

だって、去年までは月組しか興味がなかった。
本当に月組以外がどんな公演をやってるとかも興味がなかった。
でも、今年はそんな考え方を思い直して初めて月組以外の大劇場公演を見に行きました。

その手始めが花組でした。
『明智小五郎の事件簿』・『TUXEDO JAZZ』でした。

当たり前のようにそこにいるから気がつかない。
でも、花組という組は全て春野寿美礼(中心)から広がっていた。

今は何も考えずにいよう。
ただ今は現実を受け止める事が大切なんだと思う。
06/06 18:22 | 花組/その他 | CM:0 | TB:0
貴重だよ。 歌劇2007年6月号のカラーポート
歌劇 2007年6月号

カラーポート見ました?
私は今日見ました。

いち早く購入したよしのさんに見せてもらったのですが、
よしのさんは私の好みをよーく分かっているので(笑)
肝心な所は後回しでなかなかそのページを見せてくれない。

見せられた順番の前半部分は、まぁ置いておくとして...
よしのさんは意地悪だ。
2ページ見開きで見れば2人分見れるのにわざと半分ずつ(1人づつ)しか見せてくれない。


ラストから5人の順番。

5 オズキ
4 チギ
3 そのか
2 きりやん
1 まっつ

1番最後に見せられたのが まっつ
その前がきりやん、そのか、チギ...
そしてオヅキ....


なぜオヅキ?
あ,,,昨日、今度の雪組のエリザベートで誰を観るか話していた時に私がオヅキ氏の名前をあげたから?















でも、きりやんよりまっつが後って...
よしのさんには私が「きりやん」より「まっつ」を愛しているように見えるのか?

いや...まっつのカラーポートなんて貴重だしね。

なにはともあれ今月の歌劇のカラーポートは私の好みの半数を詰め込んだようなラインナップ!

貴重だ。

まっつが珍しく(失礼)、文句ないぐらいに素敵に写っている。

もっと貴重だ(笑)
06/06 04:24 | 宝塚出版物/2007年 | CM:2 | TB:0
宝塚GRAPH2007年 87(ハナ)の期「マメ辞典」について(5)
マメは170センチ。
身長の話しです。

私はマメの事は大きいとも小さいとも感じた事がありませんでした。
舞台の上のマメの姿は私の癒し(笑)大きくはないけどテディベアのような丸い背中にバネのある思いっきりのいいダンスを見せてくれる。

でも、思い出すのは花組「明智〜」の千秋楽。
よしのさんが仕事で舞台は観れないけど出の時間には仕事も終わるし出待ちはしたいと言うのでお付き合いしました。私は基本的に入り出には興味がないのでよしのさんの横でぼーっと立ってました。場所は出て来たらすぐに分かるように楽屋口の前だったと思います。帽子にサングラス姿の人が多いので横顔だと見落とす恐れがある。だから楽屋口の前が一番だと思って待ってました。最初は、よしのさんのお目当て(ゆう君)を見たら帰るつもりでした。ゆう君が出て来て「さぁ、帰るか」と動こうと思ったとき、下級生が続々出て来た。何となく帰らずにその姿を見ていたら見知った顔の輪郭が出てきました。ハンティングを被ってサングラスなし。
ちょっと態勢を低くして覗き込むように見たら…
「マメ…!!」
あの衝撃は忘れられない。
顔はマメなのに…体が細い(失礼)
分かっています。
舞台の上のマメは顔にあわせた体つきをしている。
実際は顔じゃなくてお尻周りなんだろうけど…一般的な女性の体型は胸があり腰が括れ、お尻が張っている。その体型を男性的に見せるには胸を押さえ腰の括れをなくしお尻の大きさに合わせるのでしょう。

マメの前に出て来たゆう君は雑誌などの露出度も高いので出の姿を見ても何の違和感もない。
まっつも見ましたがまっつは舞台の上ですら細いので更に細くなっているとはいえそんなにビックリはしなかった。

問題のマメ…
顔はマメなのに上半身が細い。
上半身のインパクトのせいで下半身はよく見なかった。
あぁ…あの私の心を毎回癒してくれていた丸い背中や肩はすべて幻だったのね。分かってはいたけれど悲しい現実。
だから入出を見るべきじゃないと思ってしまう。
もちろん、その場では嬉しかったよ。
でも、違うんだ。
今、私が求めているマメは舞台の上の日向燦であって、あんなに細い女の子ではない。

だから「マメ辞典」を見ているとほっとする。
やっていることはコスプレや余興のノリでもちゃんと役者・日向燦がそこにいるから。
音楽学校の制服を着ても日向燦なのだ。
芝居というものを意識した顔をしている。

ココまでが前振り…ながいよ。

4月号
星組:夢乃聖夏@小レオンともみん

コスプレは…扮装は女子高生と体育教師。
体育教師って…あんた(笑)

星組の夢乃聖夏。
目的はカズ氏とはいえ週1ペースで見ているのでさすがに下級生まで分かってきました。
「シークレット・ハンター」は新公まで見てしまったので…
顔のパーツや輪郭がREON氏に似ているためセルジオをやったら小REONになってしまった子。
小REONというよりは…スマートなセルジオだった。
ココがポイント。
ともみんはREON氏ではない。
どんなに顔が似ていて「本役さんが夢に出て来て導いてくれる(本誌参照)」とはいえ違う。
スタイル(体型)が違う。
ともみんの立ち姿はスマートです。
(※決して本役のREON氏がスマートじゃないと言っているわけではない)
実に現代っ子なんだなぁ...と思う体型。
シークレット・ハンターのオープニングの警備員姿は目を引く。
ガリガリに細いわけでもなく、172センチという身長よりも小さく感じる事もなく実にスマートな佇まい。
立っているだけで目を引くスタイルって凄い。

私はともみんの『静』の役が見たい。
セルジオは『動』の役だった。
だから派手に動き回ると逆に小さく見えた。
派手なゼスチャーよりも、あのスタイルを活かしたゆったりした動作を見たい。それこそ宝塚的な夢の中の男性像なのではないだろうか?

研10以下で抜群のオーラを持った子なんてそうそういない。
何かが秀でているから目を引く。
努力で補われる何か…それは演技でありダンスであり歌だと思う。
しかし、演技・ダンス・歌も才能のあるなしは必ずある。
スタイルも才能の一部と考えればその才能を活かせる場がもっと増えたらいいと思います。
ともみんは普通に芝居もお歌もダンスも上手でしたよ。

というわけで
セーラー服を来たともみんの隣に立つ体育教師@マメは実にリアルな体型。
ワイシャツにネクタイ、下はジャージ…足元はスニーカー。
オマケにネクタイをシャツのボタンとボタンの隙間にIN。
ジャージの中に入れなくてよかった。
そこまでいくとダサ過ぎて…
そうでなくてもダサ…いやリアルだから。

そんなマメがやっぱり好き。
06/05 16:52 | 宝塚出版物/2007年 | CM:0 | TB:0
結局考えてる事はいつも一緒 シークレット・ハンター(10)
シークレット・ハンターの本筋の脚本についてはつべこべ言わない。
だってセンターが力でねじ伏せているからそれでいい。

それが宝塚だから。

そして音楽も個人の趣味で大きく聞こえ方が違うから何とも言いがたいけど....
私個人の意見で言うと現在公演中の星組「シークレット・ハンター」は芝居の肝心の盛り上がりシーンの歌のメロがとことん私の気持ちいいツボを外して来たので純粋にあの歌を気持ち良さそうに歌ってみせている安蘭氏とあすかちゃんを尊敬するばかりです。

安蘭けいと遠野あすかは素晴らしい役者であり歌手である。

下記の日記で演出や舞台効果や映像物についての意見を花組と月組を例に出して書いた。

『私は消費者。劇場で見るものと家に帰って考える事の違い』(1)(2)

でもね…そんな月組も星組よりマシ。
あ…これは私基準。
それでも私が月組を愛してるとか抜きにしてね。

私は基本的に芝居よりもショーの方が好きな人です。
でも今回はあえて芝居の話しをします。

私はどんなに素晴らしくても大劇場の芝居1本物とかリピート出来るか自信がない。
今回の星組の救いは本当にあの「ダバダバ〜」の雛壇を見に行って悪趣味さを笑う事というオマケがないと観に行けない。でも…それでも「ダバダバ〜」がなくても今回、私はアナ・マリアとイグナシオにハマっているから観に行ったかもと思う。

あのもどかしさがたまらない。

アナ・マリアとイグナシオが出て来るポイントは5回。
secret1『とある国の博物館』
secret9『サンド・ビーチ』
secret11『要塞上の朽ち果てた礼拝堂』
secret12『Finale Battle』
secret15『最高の宝物』

ほとんどの出だしは上手か下手かの袖際で演技をしている。
背景、舞台セット以前の問題です。
うしろ普通の壁だから…(涙)
黒塗り2人組が黒っぽい壁の前で芝居をしている。
これって変なお絵描きのような背景をバックにして芝居するのとどっちがマシだろう?余計な物が見えないぶん芝居に集中出来て逆にいいのかな?
そのあとはイグナシオがマシンガンぶっ放して本舞台を暴れ回るパターン。

それでも諦めない私が期待して観ている場面がある。
secret15、上手。
あそこは絶対にフルではDVDに収まることはない。
収まったとしても私はまだあのsecret15上手で2人の納得出来る結末は観た事がないです。
唯一、納得出来たのは新公のアナ・マリアとイグナシオ(涙)

うぉぉ〜、どうしてなの??
私にみなみちゃんとカズ君で1回でいいからあの場面で「萌えた」と言わせてくれ。

神様お願い(笑)

それだけこだわりのあるシーンです。
あそこは遊べる場所のはず。絶対アドリブ可なのに。


あ…舞台セットの話ししてないし…。
要するに今回の星組公演はDVDになっても私が見たいシーンは絶対にフルで入らない。
そして何より背景・舞台セット以前の問題だと言う事。

あんな立ち位置すらまともに設定出来ない舞台ってどうなんでしょう?

センターの2人はいいの!
どこに立っていても輝ける人達だから。
あのとんでもないブティックとかでニコニコお買い物できる人達だから。

私はもちろん安蘭氏は尊敬しているし、あすかちゃんもピュアな心で(嘘くさい?)好きだと思ってる。
でもね、今回の公演はDVD購入という面では厳しい。

だから地道にDVD代分も公演中に劇場に通ってアナ・マリア@みなみちゃんとイグナシオ@カズ君を観察し続ける。
頼むから「がんばれ!カズ君」
06/04 17:00 | 星組/さくら/シークレット・ハンター | CM:0 | TB:0
私は消費者。劇場で見るものと家に帰って考える事の違い(2)舞台効果・映像クオリティ編
(1)では主に演出について書きました。

ところで私は月組が大好きです。

理由としては
1.舞台セットが関係ないから(笑)
月組で1番好きなきりやんは絶対にDVDになっても見切れる事がないポジションにいるから。ココで大切なのはセットではなく衣装。 ピンクの衣装の下に訳の分からないTシャツとか着せないでほしい…れびじゅーぶりあんとか本当に目眩がした。
2.ジャニ系なノリが意外と私にあってる。私は別に本物のジャ○ーズは好きじゃない。ノリね!ノリ!フェンシーダンスでは園加が入った事によって態勢が少し変わってしまったけれど月組の若手キメキメの銀橋渡りとか好き。
3.芝居とショーの2本立てなら芝居はダメでもショーは必ず何とか観れる物にしてくれるから。これは単純にセンターをとる役者達のビジュアルが5組中一番私の中でハズレがないから。

私は月組って本当に役者のビジュアルのみを観ている(苦笑)
そして月組は本当にショーに助けられてる。
もちろん、素敵作品だったら他の所も観ますよ。

でも宝塚は8割は役者ありきの世界です。

どんなにヤバイ作品でも本当にそこに出ている役者が好きなら1回ぐらいは顔だけでも観に行こうと思う人は山のようにいるから。
私もその1人だと思うし、そう思って「パリの空よりも高く」という理解不能な作品も大人しく着席して観ていた。 そして劇場を出た後に相棒よしの氏にもらした言葉は結局「ショーだけならあと数回観たい」でした。もちろん「パリ〜」もきりやんのボサボサ頭に鼻から落ちそうなメガネ姿に愛しさが募っていたけど訳の分からない脚本とベタベタな背景や舞台セットにやられて話しにもついていけないし画面もヤバイはで心中が大変な事になっていた。どんなに脚本や演出があれ?でも役者がその中が足掻き1回は見せれるだけの何かを残そうとしている姿には拍手を送ったよ。

でも月組はショーでひとまず無駄に笑えるような(?)音楽と役者に似合った衣装と照明さえ頑張れば背景はある意味いらないから。
本当にショーで助けられてる。
あ…これ私基準ですから。

月組にとって
背景は群衆ですから!愉快な仲間達ですから!
あのトップ3の後ろで越リュウとか泉ちゃんとかマギーとかまさおとかみりおとか…無駄に濃かったりプリティな顔が観れればそれで満足してる。
今は園加もアヒ君もいる。
それで満足。

残念なのは娘達、私は彩乃先輩LOVEだからね。
芝居ではあれ?だけど…
純粋に彩乃先輩のあの図太くて力強くでも澄んだ歌声が好き。
そしてあの等身大の女の子でいてくれる体型も好き(実際は舞台での見た目より細いと思うけど)。
だからショーの彩乃先輩がバリバリ歌い踊る背後で更に戦闘意欲バリバリで踊っていた、ゆら元組長と末子様のツーショットが観れないのが凄く寂しい。
でも、彩乃先輩LOVEだからいいの。
あいあいもネネちゃんも強そうだからいいの。


今回は舞台セットについて
あとDVD映像について

まぁ、私はクオリティの高い物には賞賛を送るし…
そうでない物については本来は出来る限りスルーすることにしている。
でも、無意識に「毒を吐く」こともある。
私の性格は普段はいたって穏便な方だと自負してます。

月組は役者のビジュアルが私を劇場に足を運ばせる最大の武器。
そしてDVDになってもトップ3はそれぞれ場面を持っていてそこは必ず専用アングル(安全牌)が収まっている。
きりやんは純粋に好きだし、瀬奈J様は大変愉快(?)に眺めてる、そしてユウヒ氏もお得感溢れるビジュアルクオリティで楽しませてくれる。
ある意味、この3人のビジュアルがダメだったらついていけない組…
それってどこの組にもあるのかも…でも私は月組のあの並びが好き。
これが全うな宝塚の見方だと思う。

ではその他の組は…
私は只今、全組大劇場コンプリートを目指して頑張ってる。
東京で観れる公演はどんなんでも1回は観ようと思ってる。
それどころかバウホールとか行っちゃうかもと思っている作品もある。
それは何がおこるか分からないから。
役者は生きてるから。
特に若い役者は。
気になる子がいたら1公演でも成長する姿を生で目に焼き付けたい。
その子の演技を歌をダンスを。

それぐらい生の劇場という空間は魔物だ。

生の舞台は本当にセンターを見つめる事が少ない。
花組なんて特にそうだ。
春野様は偉大だ。知ってる。
真飛氏のビジュアルも好き。特に傷ついた顔とか感情移入できて気が狂うかと思った。
壮君も人の良さが溢れていて愉快。
愛音君も「華やかでいいよね」と思ってる。

そして、『まっつ』だ。
でも、『まっつ』なのね…
私のただでさえ薄い財布を更に薄くさせた張本人(笑)

そして荻田先生マジック。

でもそれとは別の所で私は映像や音声など残る物が好き。
最初に宝塚に触れたのがビデオだった事もあるのかもしれないし単純に私は映像や音声マニアだとも思ってます。自覚症状有りです。
きりやんにハマった『Practical Joke?』は本当に無駄なセットがない。 潔いまでにない。
だから逆に余計な物が見えないから役者の魅力だけを素で感じられた。
ある意味、中央の芝居をオペラでロックオンしている状態と一緒。

花組「明智小五郎の事件簿/TUXEDO JAZZ」はDVDを買ってもいい作品だと思えた。
「明智〜」は宝塚で初めて私が感情移入できた愉快な男がいる。
そして、まっつの学ランは一瞬でも映っていればそれで10回はリピートして見れる。
黒トカゲの手下のあのいたたまれない本舞台センターより上手のセリフも収められている。
ある意味まっつの為に買ってもいいと思った。

「TUXEDO JAZZ」は十分映像に絶えうる舞台セットだったこと。
舞台セットは立体感が大切。 私はDVDを買う時の基準に舞台セットを真っ先に思い出す。
その後スポットが当たっているだろう人物を思い出す。
あとカメラの位置と使われているだろう台数。
少なくても5台、多くても8台ぐらいかな?
「全体像でどう観えていたか」ではなく「DVDにどう収まるか」です。
人間の視覚なんて限られている。
どんなに生で全体を観たときは布1枚の背景でもその布のシワだけで立派な背景になりうる。
実際、TUXEDO JAZZはもっと高度に作り込んである。
私は生で観ていたときも思ったが宝塚の劇場ってこんなに照明あったんだって…。
何て無駄な設備…いや、TUXEDO JAZZは稼働率でいったら十分使い切っていたと思う。
私があんまり1階席に行かないのは(お財布が薄いのもあるが)照明効果が見えなくなるから。アップで見たけりゃオペラグラスでいいと思うし、でも目線とか飛んで来たら楽しいだろうなとは思うけど)、自由自在な視覚が欲しいから。

で…花組「明智小五郎の事件簿/TUXEDO JAZZ」のDVDは買ったかって?
もちろん…
相棒のよしのさんに借りて見てたりする(笑)
でももう少し私が裕福になれば自分でも買いたいと思ってます。
実際にDVDを見て嘆いた部分もあったけど私的には見て損した感はなし。

まぁ、まっつの学ランだけで軽く10回以上リピートして見られるのだ。
元はとれるよね。

あ…結局は役者じゃん(苦笑)
06/04 16:35 | その他ヅカ雑談 | CM:0 | TB:0
私は消費者。劇場で見るものと家に帰って考える事の違い(1)演出編
私は本当に宝塚に出会えて幸せだと思っています。
10年でも20年(ある意味、体が五体満足であるうちは永遠に)でも楽しむ事が出来そうな趣味に出会えて純粋に嬉しい。

私は宝塚の商業意識のレベルは疑問を持ちつつ理解もしているつもりです。
でも、家に帰るとふと思う事があります。
これは私の個人的な価値観や商業意識なので興味がない方がスルーして下さい。

私が初めて宝塚というものに触れたのは劇場ではない。
ビデオからです。
ヅカ好きというか真琴つばさLOVEの只今の私の観劇仲間のよしのさんから真琴つばさ主演のビデオを山のように見せられた。
そして真琴つばさの格好よさを永遠と語られた。
最初に見たときは結構、無関心でした。
「こんな世界もあるんですね」ぐらいの感覚。
しかし、何本か見せてもらっている内に1人の役者に出会った。
それが霧矢大夢...そしてマウロ。
とにかく『Practical Joke?』のマウロに出会ったときの衝撃は忘れられない。
舞台なんかまともに観た事がない私が...舞台なんて映画やTVに比べたらクオリティの限界は低いと思っていた私が...その1本のビデオを見てびっくりした。
TV画面にかじりつき思わず「この子好き」と口走っていた。

その出会いがあって私は今、週に1回は何かしらヅカ公演を観てこんなところでヅカ日記なんか書いているわけです。
最初は単純に役者や役に「萌え」だの「好き」だの「愛でたい」だの暢気に書く予定でした。もちろん、これからも書く予定です(笑)現代の大人にありがちな大人になりきれない子供としてゲームやアニメの世界のキャラクターに勝手に愛を叫ぶような感覚でヅカの役者や役に愛を叫ぶ場所が欲しかっただけ。

たまには役者に厳しい意見も書いてるという自覚もあるし、それは単純に私が一消費者である事と出来るかぎり役者には心がある人間であることも考慮して役者自身に本当に拒絶反応があればスルーして書かないでいる。「ちょっと辛口かな?」と思っても「宝塚」というソフトの中の1キャラクターとして愛がどこかしらあるから書いています。

しかし、役者を差し引いた部分には点数が厳しくなる。
「脚本」「演出」「音楽」「照明」「舞台セット」等...
宝塚の『懐』事情は分からないし、365日ほぼ何かしらの公演を行っていて大変だろうな...とは思うけど...たまにはポロっと本音がこぼれるときがある。

私の前職は一応クリエイティブ...というかコンサートや音楽に関わる仕事でした。
それでご飯を食べていました。うっかり5000人キャパのコンサートとかの仕切りとかやっちゃってました。動くお金の金額に目眩がしそうな日々でした。
(でも今はただの接客業です(笑))
だからなのか宝塚の商業意識に疑問を持つ事がある。
でもそこは宝塚クオリティだし...一般的なクオリティと比べるべきではないと自分なりに納得もしてるし逆に楽しむ方法を模索したりしている。

それを真っ先に見極めたのは出版物。
宝塚の出版物は...同○誌感覚、でも同○誌なりの楽しみ方があると思っている。
それ「を」いかに楽しむか…
ではなく
それ「で」いかに楽しむか…
だと今は思っている。
出版物はあくまで私にとってはゲームの攻略本。
もちろんその攻略本だってクオリティが高い方がいいに決まってはいるけどね。

しかし、生の舞台や舞台が記録で残るもの(ビデオ・DVD)には求めるクオリティが厳しくなる。
役者にとって舞台は本業であり末端の発信者である。
劇場に足を運んだ消費者(客)の目線を受け止めるのは見る人の個人差はあるけど80%は役者であり、宝塚においては90%以上は役者ではないだろうかと思う。
だからたまに「大変だろうな」と素で思ってる私がいる。
検索サイトで「宝塚」と検索して「宝塚が好き」と声高らかに訴えている人はほとんどない。
ここで私がのべている「宝塚が好き」というのは「宝塚のこの役者が好き」とは違う。
「宝塚」全体を意味する。
短いファン歴の私でも理解はしている。

「役者を愛する場所が宝塚」であり「それが宝塚の醍醐味」だって。

でも、ふと我にかえった時、
宝塚の舞台裏(役者以外)でクリエイターと呼べる人っているのかな?って思う...

そして私は宝塚で1人のクリエイターと出会った。
荻田浩一
荻田先生の作品を生で観たのは花組「TUXEDO JAZZ」が初めてでした。
荻田先生の作品は賛否両論あるようだが私は通常のエンタメとして楽しめました。
宝塚的にしては地味なのかもしれないけど。
ある意味、私にとっては宝塚を逆行する光のようでした。
だから楽しめたのかもしれない。

荻田先生の作品の凄さはDVDを見たら分かる。
「名前」のテロップの出る子の最低学年。
たぶん私が覚えている限りでは街角の場面で歌っている3人のうち研3の2人が最低学年。
イケイケGOGOな別格路線というわけでもなさそうな2人。
成績は確かに学年の中ではいい方だけどよっぽど花組が好きな人じゃないとパッと見では分からない。実際、私も舞台を生で観ていたときはあの子達が誰なのか分からなかった。
ここは2000人キャパの大劇場だよ。
そして新人公演じゃないんだぞ!
何で研3の子の名前がテロップで出る。
そしてソロパートがあるの....
そして作品自体の世界観を壊していない。

舞台やステージに立つ人にとって大切な事を考えさせてくれる。
確かに宝塚においてトップを中心に下級生は群衆で踊り歌い盛り上げる存在です。
でも、研3で本公演で10秒でも5秒でもいい自分の歌声だけが響く瞬間、歌だけだってその場の中心に立つのは凄い可能性を持っている。
これは先に繋がる可能性です。
何回舞台に立ったかではない何回スポットを浴びたか場面を持ったかだと思う。
今回は分かりやすく研3の2人を例にだしたけれど花組の役者の誰かが好きで本公演を観た人なら誰もが驚いたと思う。
「私の好きなあの子があんなところでもこんなところでも踊ってる。歌ってるわ」ってね。
下級生に極端にスポットが当たっていればどこかで摩擦がおこる。
しかし、それも感じられない。そっか舞台に立つ全員が新たな挑戦をしていて全員が必死でその挑戦に取り組んでいる。だから作品のレベル自体が上がっている。
もちろんその事が失敗に繋がる事もあるかもしれない。
演出家として役者を使う人として無駄にしていい役者なんて1人もいない。
宝塚における1組の人数は約80人ぐらい?
80人を無駄なく使い切るなんて無謀?
そんなことないと思う。
現に荻田先生やってるじゃん。
そして毎日劇場の客席埋めてたじゃん。
1日の集客数なんてトップクラスの生徒の人気が大きく影響したりもするのかもしれない。
でもそれだけじゃないと思うよ。
現に私は今回偶然ですが花組を初観劇して初見で「まっつ」に落ちていた。
そして「マメ」の底知れぬ凄さにビビっていたよ。
だからリピートして通った。当日立ち見でもB席でも何でもいい。
二日酔いで死にそうでもあの空間に1秒でも永くいたいって思って。
それが作品の持つ大きさだと思う。

私がこんなにグダグダ書くのはまだ宝塚の組織に慣れていないからでしょうか?
自分のお気に入りの人を下級生の頃から見つめて10年とか,,, その子が宝塚のピラミットを登っていく姿を眺めていないせいでしょうか?
その子が登りきった時の快感とかしらないからそう思うの?
でも、私は基本的に脇役キャラ好きなのね...。
前に日記でも書いたけど基本的に特撮物だったらレットでもブルーでもなくグリーンかイエローキャラに萌えることが多い。

その子達をいかに上手く使ってくれるかが結構大きなポイントだったりする。

演出についてだけでながくなったので、舞台セット、あとDVDのクオリティについては別にまた書きます。
06/04 11:30 | その他ヅカ雑談 | CM:1 | TB:0
海の香りがする場所?そこがカリブです。 シークレット・ハンター(9)
「シークレット・ハンター」新人公演を観て書こう書こうと思っていた事がありました。
(朝から「マメが恋しい」とか言ってる場合ではないのです(苦笑))

「カリブ縛り」のこの作品。
ストーリーは『ロー○の休日』のカリブ版のような単純な作品です。
しかしこの「カリブ縛り」って意外とくせものな事が新人公演で分かりました。
よっぽどではない限り『この登場人物はどこの国の人だ?』と疑問に思う事はない。
しかし、今回の新人公演を見ていて思った事はシークレット・ハンターの「カリブ縛り」の恐ろしさ。

実は私が今回の作品で1番不満な点を上げるとすれば舞台セット(照明もかな)。
花組の「明智小五郎の事件簿」や「TUXEDO JAZZ」を腐る程観た後だったので愕然としました。
花組は芝居でもショーでもセットが最高だった。
どんなに大人数で出て来ても舞台が狭いなんて思った事がなかった。
「明智〜」は同じ舞台の上でも前方・後方・上手・下手で様々な出来事がおこっていて1度だけじゃ全部観れないほどだった。しかし見せるポイントはしっかり押さえられていた。
「タキジャズ」はもっと凄かった。凄まじい早さで場面が変わっていくのにカーテン1枚で別世界を作る。まっさらな舞台の上に置かれる1つの物だけでこれだけの雰囲気を持った空間を作れるのかと感心してました。
月組の私が1回の観劇でサジを投げた作品「パリの空よりも高く」。
「パリ〜」もそうとう「ヤバいよ」と思いましたよ。

でもそれよりも悪いってどうゆうことなの?
シークレット・ハンター...

ハードルが高かったんだね。
「カリブ縛り」
半数が黒塗り、半数が異国の人
混乱する人種
そんな物語において舞台セットは大切です。

だって結局、出てる人はみんな日本人だから。
いくら顔を黒く塗っても顔立ちだってメイクで多少ごまかせても立っているだけでカリブの人になれるわけではない。

この物語で1番陽気で太陽の香りがする男として登場するのがセルジオだが、あんな胡散臭い男でカリブが表現されたらカリブの人が泣くのではないだろうか?それに出番は思ったよりも少ない。
では周りで踊っている人々や住人は?
歌や踊りでカリブの雰囲気を出す、生きた背景たち。
これがまたうっかり本公演では人数あわせに、後でフランス人役で登場のはずのあか氏なんかが陽気に踊っていたりする(笑)ある意味愉快で楽しいがあんなに目立つ子をあんな場所で踊らせなくてもと思います...
踊りのスキルや舞台を見せれるだけのレベルにすることを考えての人選なのでしょう。役者の予備知識がなくてセンターのみ観る1回しか見ない人は関係ないと思うし...

この作品で1番カリブの香りをさせないといけない男は結局ダゴベールです。
メイクはもちろんだが、そこからの演技や歌声の個人スキルが問われる。
そして劇場という空間の空気を動かす力です。

残念ながら、私は新人公演のしゅん君のダゴベールは途中で人種を見失ってしまった。
様々な登場人物のセリフの中に「カリブ」という単語が登場しますが結局はそこに住む人ダゴベールがカリブの雰囲気を纏わなくてはならない。
どこからかは忘れてしまったのですが、すでにsecret9『サンド・ビーチ』で私の頭の中で「??」だったのは覚えています。この物語が「カリブ縛り」でなかったらダゴベールがカリブ育ちでなかったら私のしゅん君の評価はもっと違う物になっていたかもしれない。(アメリカでもパリでも可)
というか人種が入り交じる物語は難しい。
カリブの島をパレス・アテナのボディガードだのフランス人の殺し屋などが堂々と歩き回っている。カリブという場所設定において異分子である彼らの方が目につくことは決まっている。
だから混乱して来る。

現に、『カリブの住民だという設定』を切り離してダゴベールという1人の男が大人になるまでの物語だったらしゅん君はほぼ完璧に自分のダゴベールを演じていました。安蘭氏のコピーではまったくなかった。secret11『要塞上の朽ち果てた礼拝堂』で自分の子供の頃の思い出を話している時は安蘭氏と同じセリフなのにしゅん君のダゴベールが育つまでの物語にちゃんと聞こえていましたから。演技力や人物設計には優れた子なんだと感心しました。

結局はシークレット・ハンターは安蘭けいのお披露目作品だから、あて書きだからと思いがちでした。しかし本当にダゴベールが物語の空気をすべて支配しないといけない作品。
安蘭けいは見事にカリブの空気を誰よりも纏っています。
あんな単純なsecret9『サンド・ビーチ』のセットと照明でも相手が異国の女の子ブリジットでも今カリブの島にいてカリブ育ちの男ダゴベールである事を忘れさせない。

それって凄い事ですよね。
06/02 13:38 | 星組/さくら/シークレット・ハンター | CM:2 | TB:0
宝塚GRAPH2007年 87(ハナ)の期「マメ辞典」について(4)
マメが恋しい...

87(ハナ)の期「マメ辞典」

3月号
花組 白鳥かすが

今回は扮装(コスプレ)に注目しよう。
ベルばらと音楽学校の制服はこのコーナーのお決まりスタイルです。
毎年、高確率で誰かが着てます。

そして今年はマメとかすが...
かすがは分かりませんが、うーん...マメ変わってないよ。

私がマメの音楽学校の制服姿を見るのは2度目でした。
1度目は見たという意識はなかったので1回目とカウントされないかもしれませんが、あの時の子をマメとして認識したあとに再度確認しました。

『愛と青春の宝塚~恋よりも生命よりも~』
主演:藤原紀香

DVDの出演者を確認したら日向燦という名前が!
DVDを引っ張りだし、いそうな場所をスロー再生で確認しました。

いた!

マメが映るのは一瞬。
全ての物語が終わって現代のシーン。
藤原紀香演じる嶺野白雪の孫(藤原紀香が孫役もやってます)が音楽学校生になっていて一緒に学校に登校している生徒の中にいます。
1番分かりやすいのは
2列登校なので先頭で紀香と並んで歩いているのが、くらま君です。

そしてその後ろにチラチラ見えるお馴染みの顔。
マメだー♪

スロー再生を一時停止させ輪郭を確認する。
この顔の輪郭、間違いない!

10代の頃のマメ(ハート)
マニアック過ぎてごめんなさい。

私はこんな事でも喜べるお年頃なんです(どんなお年頃なんでしょう?)。

2月号を読んでいて思う事。
いつも思うのでが「すみれコード」のゆるさ(笑)
タカラジェンヌはフェアリー(妖精)なのに簡単に年齢が計算出来るような発言が紙面に載る事。
中卒の子はおとめを見れば分かるし...
今回、かすが「高校3年生の後半に受験を決意したんだね...」と思ったよ。
宝塚の受験資格は中卒から高校卒業まで,
しなわち中学3年〜高校3年まで...

現在の年齢は言えないけど思い出話でポロッと出るゆるさが宝塚の魅力。

そういう私はマメと同い年。
マメが音楽学校を受験した頃、私は将来の事なんて何も考えてなかったな。

単純に感心します。
06/02 10:26 | 宝塚出版物/2007年 | CM:0 | TB:0
何が萌え?いや...萌えは萌えなんです。 シークレット・ハンター(8)
私は和涼華が萌えだ。
(言い切ってしまう自分がおかしくなってるかも?)

きりやんやマメは好き。
安蘭氏は尊敬している。
まっつは愛でたい。
そしてカズ君は萌え。

何を基準にしてこうなったかは不明だが私の中で上手い具合に分かれた。
カズ君を語る時にどうしても他の表現が見つからず「萌え萌え」と書いていた。
だから萌え...(あくまでも舞台の上のカズ君というキャラに萌えている。実物のカズ君は知らない)

宙組・和涼華を私は知らない。
今の星組・和涼華がいてくれることが純粋に楽しいから。
今の宙組にはまっとうに私のツボを刺激して期待感の持続を持たせてくれるチギ太とGO暁がいる。
それで良かったと思う。

星組・和涼華

ツボは外すのに「萌え」は提供してくれる存在。
別にこの感覚はイグナシオが終わっても変わらないと思う。
これから髪の毛を伸ばしてサラッとした二枚目を演じてくれてもいい。
「宙組」という宝塚1ナチュラルな組から「星組」という宝塚1男臭い組にやって来た。
この時期に出会えた事が運命(笑)


それは東宝2日目、私の今回の初見の日。
私は安蘭けいお披露目公演を観に行った。
確かにまだ東宝に移って2日目だったし手順に追われてる感もあったし表情も硬かった。
でも、安蘭けいはお披露目公演なんて思えない安定感を持ってそこに立っていました。

だから目についたのです。
まだまだ色が混じりきれていない部分がある事に。

混じりかけているけど完全ではない部分にカズ君がいた。

上級生下級生ラインは微妙だが、ある程度上の学年になってからの人の組換えは組のカラーをも動かす。それは宙組で実感した。
ルパンではほっくんの存在感にビビったし、その後に観たNEVER SLEEPではらんとむ氏と周りの温度の違いに感心した。
月組にいた頃のほっくんをあんなに異端児に見えた事はなかった。でもルパンのほっくんは上手い具合にホームズというある意味、異端児な役だったでの純粋にキャラとして楽しんでいました。
NEVER SLEEPは逆である。センターに立つらんとむ氏はほっくんのように異端児ではなくセンターだからという輝きで分からなかった。横にいる七帆君は見た目にはマッチしたキャラだったし...
そして組長や専科という重鎮が両サイドを固めていたから。
その時はごまかされて分からなかったけど確かに宙組という色に何かを持ち込んだ2人。
宝塚で1番ナチュラルな色だった宙組がいったいどんな色になってしまうのか?
実に興味深い。

そして花組の話し。
私が花組を観ようと思ったのは、まっつとのひょんな事からの出会いでしたが観る事に関しては月から花に移動した2人を心配で観に行きました。

真野すがた&白鳥かすが

その時点で私は花組のカラーを生で知らなかったので月組よりは上品だろうけど温度の違いは感じないだろうと思ってました。確かに温度差は感じなかった。でもカラーと自己表現におけるモチベーションの違いははっきりと実感。
月組生ってこんなにアピール下手だったのと愕然としたが2人ともまだまだ変わっていけるから、がんばってーと思えた。

星組のカズ君はメオとかずがと一緒。
でも2人一緒に組み替えしたメオとかすがと違い1人。

そりゃ...目を引くよ。
それであのポジションに立たれたらガン見しちゃうから。
学年的にも男役のスキルが完全マスターされていない今の学年での組換えだし馴染むのも早いだろう。現に、さくらやシークレット・ハンターの芝居シーンでは明らかに(星組生として)まだ薄い彼だが確実にシフトチェンジが観られる場面がある。

私が今回の公演で一番カズ君の成長を感じられて楽しい部分は『フィナーレC』の水色衣装の場面。

実に愉快だし、この暑苦しさが星組なんだと思う。
星組初観劇の私はフリルのシャツから見える胸元の開き具合だけで「スゲー」の一言。
その色に必死でついていこうとするカズ君。
ここだけは着実に進歩を遂げている。

安蘭氏の大階段ど真中の歌ソロから始まって後ろからぞろぞろ星男達が降りて来る。
実に暑苦しくて素敵なシーン。
ココで『カズ君・しー様・レオン・すずみん』の立ち位置で横並びになる。
ここで比べる対称は隣にいるしー様でも対称の位置にいるすずみんでもない。
肌の色で比べてしまう。
だからこのシーンのみはオペラグラスを下げて必ず確認する。
カズ君とレオンの腰の高さ(笑)あと温度の高さです。

初見でフィナーレAの「チキチキブン」の歌を歌うレオンを見てこれはまずいだろと思った。
「こんなもん、見た事ない...」と思った。
噂しかしらないが漢の中の漢だった湖月わたるという存在。
その漢の中の漢の血を引く子。

比べるのが間違ってる?

でも、このシーンだけは必死で食らいついているのがはっきり分かる。
週1ペースの観劇ですが確実にあがっていく。

和涼華の温度があがる。

まだ宙組の色なのか透明に近い色なのでカラーでは混じりきれていないカズ君だが温度はあげることが出来るんだ!ある意味、温度がべらぼうに熱い星組、男気溢れるカラーよりも温度をあわせてきたカズ君は素晴らしいよ。

表面上の技術じゃない。体当たりで立ってる。

これからもその私の萌えをくすぐる顔立ちや厚みがあって怒り肩のマッチョな体つきで、体当たりで星男になってく様を見せてほしい。
それだけで月組のアイドル系のノリが好きな私に星組を見る価値を与えてくれるよ。

和涼華、面白い存在です。
06/01 16:47 | 星組/さくら/シークレット・ハンター | CM:0 | TB:0
禁忌を破る時 大坂侍(1)
バウ・なにわ人情ミュージカル
『大坂侍』−けったいな人々−
〜司馬遼太郎作「大坂侍」より〜
脚本・演出/石田昌也
日本青年館大ホール
6月9日(土)〜6月15日(金)


私は禁忌を犯してしまった...

あぁぁ...あんなに今回は作品の感想を見ないで聞かないで劇場に行こうと思っていたのに(しょんぼり)

スポニチの記事

だって我慢出来なかった。
人間は日々、期待感をくすぐられていないとやってられない。
私はそれを星組「さくら/シークレット・ハンター」で満たそうとしていました。
しかし、現在の星組公演には私のその期待感の持続を満たしてくれる役者にはまだ出会えていない。
花組「明智小五郎の事件簿/TUXEDO JAZZ」ではまっつとマメが担っていたポジション。
期待感の持続とは遊び心とは違う。
現に私は安蘭氏が好きだが思ったよりも早く安定期に入ってしまい。
安定した上での遊び心で楽しませてくれている。
今回がお披露目とは思えないトップとしての安定感、だからこんなに何度も観に行ける。
たぶん大坂侍のきりやんもそうだろう。
安定した上での遊び心で楽しませてくれる。

そうではない。
私の言う期待感の持続とは...若手への期待(まっつはもう若手には入らない?)。
1回だけ観るならそれまでだったと思える。
しかし今のリピート熱を持った私は公演中に成長する若手を観るのが楽しい。
星組でその期待感の持続を満たしてくれると思っていたカズ氏は私の中でまだ迷走中(?)でも最後まで観察は続けるつもり。
星組で期待感の持続が出来るだろう貴重な存在のあか氏には萌えなかった(涙)本当にマメ並に冒険を出来る子だし「萌え」ないことを除けば合格点なのに。
アカ×カズの関係は面白く眺めているが...あかし単体では私のツボをついてこない。

だから他の所に目がそれてしまいました。
あぁぁ...早く東京に来て!
星条海斗@マギー
まさおでも泉ちゃんでもいい...

私にとって月っ子は肌に合うのだ。
花組の若手のような個々としてのアピール力の英才教育がされている組ではない。
5組中どちらかと言えばナチュラルな組だと思う。
しかしそのナチュラルさの中で突拍子もない何かを繰り出して来る時がある。

正直に言うと今の月組の若手に私の萌え心をくすぐる役者はいない。
(園加...いや、園加は花組の英才教育を受けていて組変えしたばかりなので枠から外しておこう。)
しかし、萌え心がくすぐられない星組あかしだってあかしが2人も3人いれば違って来る。

大坂侍はコメディだしいくらでも冒険可能な作品のはず。
期待して待つ事にします。
06/01 13:49 | 月組/大坂侍 | CM:0 | TB:0
白:白でも黒:黒でもない白:黒の関係 シークレット・ハンター(7)
私は「さくら」の中で一番好きなシーンは実は花折のシーンなのかもと思う。
シークレット・ハンターの話しなのにいきなり「さくら」って...いやいやいや...最終的にはイグナシオ@カズ君の話しですから(笑)

私の感性からいくと「さくら」といえば「雛壇」かと思いきや、意外や意外「花折」好き。
舞台の使い方には疑問がいっぱいなのだがストーリー的に単純な物が好きなのかも。
曲の単純さも好き。

この場面はほぼカズ氏をガン見しつつアカ氏をチラチラ見てます。
花折の場面に出て来る花見の男達を見比べるとカズ君は明らかにマッチョ
着物で「マッチョ」はないだろと思われると思いますが表現として「マッチョ」
しか浮かばない。
下半身は袴なので全く分かりませんが上半身が明らかに他の子達と違う。
一般的にガチムチだと言われてる(?)あかしと比べても体のラインが分かる上半身だけ見たら厚みが違うように見えます。たぶん怒り肩なせいなのかもしれない。

この場面でカズ君を見ているといつも思う事がある。
なぜ彼はイグナシオなんだろう?

私はカズ君の演じるイグナシオというキャラクターが単純に大好きです。
しかし、これはカズナシオ単体で見た時である。
こんなにも毎週のように通い、カズナシオの成長を見守っていますがどうしても
私の中のアナ・マリアとイグナシオ像とは違う。
今回のカズ君のビジュアルは好みのど真中120点なのだがアナ・マリアと並ぶと萌えが無くなる。

それを考えさせてくれた新人公演。
りま君のイグナシオ...。
この役ってワイルドじゃなくてもいいんだね。
(りま君があの役をワイルドで攻めていたならごめんよ。)
私的には猿山の小猿の大将でもいいんだ...と思った。(表現が悪くて本当にごめん)
でも、りま君のイグナシオは私の中であるいみ別の次元でカズナシオを越えていました。
それはアナ・マリアとの関係性がはっきり見えたから。
例えるならば
リマナシオにとってアナ・マリアは大人の猿なのだ。
だからいくら猿山で小猿の中の大将をやっていても結局、大人の猿達にはかなわない。
大人の機嫌が悪ければ顔色を伺い、小猿なりに機嫌をとろうとする。
猿山という一種のファミリーの中で自由奔放に生きているように見えるがそこには絆がちゃんと存在する。

本当にラストの上手で、ダゴベールの結婚式を見て落ち込んだアナ・マリアをリマナシオが一瞬でも笑顔にさせたのはポイントが高かったの。
色恋ではないけどちゃんとこの2人には絆があるんだ...ってね。
2階下手席から思わず「よくやった!リマナシオ」と叫びそうになったよ。

今現在、私は本公演を3回観劇しましたがみなみちゃんのアナ・マリアとカズ君のイグナシオに絆を感じた事がない。こんなにも私の萌えポイントを詰め込んだようなキャラクターが2人並んでいるのに萌えれない(涙)ジレンマで押しつぶされそうだ。

そこで考えた。
いつも感じていた疑問。
白は白に混じっても意味がなく、黒は黒に混じっても意味がない(注;肌の色ではない)。
一般的に「萌え」とは対比で生まれるものである。

今のキャスティングだと
マックスは文化系、クリスも文化系。
アナ・マリアは体育会系、イグナシオも体育会系。

分かりやすくキャラクターを種類分けするならこんなイメージ。

だったらと思って考えてみる。
ビジュアル像はそのままでゆかり様の役と交換してみてはどうだろう?
あくまでビジュアル(黒塗りから白、白から黒塗りに変わるぐらいはOK)はそのままで立場のみを入れ替えてみる。
ゆかり様の役、クリス。
メガネをかけインテリ系の男。
ボディガードという職業よりはマックス@すずみんの秘書という職業だよね?って感じ。

もし、ゆかり様がイグナシオをやったら私の中の「萌えイグナシオ像」は一気に崩壊するかもしれないが新しいキャラクターとして、みなみちゃんのアナ・マリアとの関係を築いてくれそうだ。

そして肩の厚みがマッチョな(笑)カズ君がマックス@すずみんの後ろに立ったらどうだろう?
秘書ではなく同じボディガードとして部下として...
実に素敵な女の子向けの萌えビジュアルが完成するのではないだろうか?




でもね、そんな事考えてても結局はカズ君のイグナシオが好きで、みなみちゃんのアナ・マリアが好き。
だから千秋楽まで、まったりと2人の関係を見つめつづけようと思います。
06/01 01:02 | 星組/さくら/シークレット・ハンター | CM:2 | TB:0
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