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☆宝塚観劇についてのメモ ☆その時、思った事をつらつらと...
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初見の時はゲームのようだと感じた『バレンシアの熱い花』ですが観るごとに味が出てきました(笑)大劇場のよさは私のような貧乏人でも当日券という救いがある事。日生や青年館ではやっぱり通うにしても懐に限界がありますが大劇場なら立ち見やB席で日生や青年館の半額で見れる。
役者の個性が掴めてきたせいか?その役者の狙いが何なのか考えるようになる。 そして「ハッ」と気がついた事があります。 この作品、弱肉強食。 何がって、花達が戦っている。 花=イザベラ@ウメとマルガリータ@たっちん タニちゃんの演技はあいかわらず私には掴めていない。 そして、今回のフェルナンドという役はさらに難解だ。 演技うんぬんの前に脚本時点で最悪な男だから。 では、そんな状態で主人公のフェルナンド@タニちゃんがなぜ正義に思えるのか? もちろん、タニちゃんが生まれもった輝きの力もあるけど答えは簡単、イザベラとマルガリータの存在です。横に立つ女がいい女ならどんなに歪んだ男でもその女が惚れたなら素敵な男のはずだ!と思わせてくれる。 それぐらいイザベラとマルガリータはいい女です。 この「いい女」というカテゴリーは役柄ではない。ウメとたっちん自身の力です。 私は娘役で誰が一番好きか?と聞かれたら彩乃先輩ですが、その次にたっちんが好きです。 ちなみにウメも素敵だと思ってます。 そんな最強な娘役2人に惚れられている男、フェルナンド@タニちゃん。 フェルナンドに恋愛観を求めてはいけません。全ては2人の女とレオン将軍の手のひらで踊っていれば納得出来るようなエンディングを迎えます。 まず、イザベラ@ウメは真っすぐに情熱的で強い踊り子の女を演じています。 きっと『ルパン』も『バレンシア』もウメに合わせた作品なのでしょう。 こんなウメが見てみたいと思うウメを2作連続で見せてくれている。 「気合い」という文字が似合う。 それって娘役としてどうなの?と思うけどウメならしょうがないと思わせてくれる。 特に登場シーンのラモントのダンスが好き。 ラモンと情熱的なタンゴを踊る。 連れている男が1級なら女の株は上がるもの。 相乗効果ってやつです。 だから ラモンがイザベラの株を上げ、そのイザベラがフェルナンドの株を上げる。 素晴らしい方程式です。 そして、マルガリータ@たっちん。 初見の時は、たっちん気が狂ったの?と不安になるようなお嬢さま的役作りでした。 私は基本的に強い(きつい?)女性が好きなのでどうも受け入れられないキャラでした。 でも、何度か見ていくうちに気がつきました。 フェルナンドを信じて待ち続けているマルガリータ。 マルガリータはフェルナンドの帰る場所なのです。 フェルナンドが必ず帰らねばならない場所、そこがマルガリータのもとです。 その理由がなんであっても。 イザベラはフェルナンドを支えて生きている。 マルガリータはフェルナンドを支えにして生きている。 この違いが大きい。 タニちゃんのフェルディナンドで分かる事がある。 流されやすい。自分がやった事に対しての責任感はある(それが裏でしくまれたことだとしても)。そのタニちゃんのフェルディナンドの特性を考えると「支えてくれる人」と「支えなければいけない人」どちらを選ぶかは明白である。「支えなければいけない人」を選ばなければならない。それが待ち続けているマルガリータとレオン将軍との約束だから。 たっちんの凄い所はそこを明確に捉えている所。 あのフェルナンドとイザベラの別れをしょうがないと思わせるだけのマルガリータを作る。 不安定な中で立ち続け、フェルナンドを信じる事だけが彼女の道。 フェルナンドは信じてくれている人の元へ帰って行く。 帰らねばならない。 今、私が『バレンシアの熱い花』で1番好きな曲はたっちんが歌う忍冬の花の歌です。 |
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